久し振りに中部に行った帰りに、名古屋駅で赤福の白餅黒餅を買って帰りました。

 

赤福餅は三重県伊勢市の創業1707(宝永4)年の和菓子屋赤福の商品で、伊勢神宮の名物として有名な和菓子です。

今はやっているかどうか分かりませんが、侍の赤太郎で「伊勢の名物、赤福餅はええじゃないか」というCMソングのテレビコマーシャルが頭にこびりついています。

 

2018年に白小豆を使った「白」、黒砂糖餡の「黒」、大麦若葉で色をつけた(冬期はヨモギを使用)「緑」を従来の「赤」の4種類の赤福をセットにした「いすず野あそび餅」の販売を開始したようです。

さらに、2019年にはトウモロコシ味の「黄」が加わったようです。

「いすず野あそび餅」は五十鈴川店のみの販売であったり、「いすず野あそび餅」の赤の代わりに黄を加えた「いすず野あそび餅」は限定販売であったりして、なかなかお目にかかることはありませんでした。

 

白餅黒餅はコロナ禍で赤福店舗も休業を余儀なくされ、お客様をお迎えできない、赤福餅をお届けできない状況で、世の中が暗い気持ちになる中、少しでも明るく前向きな気持ちになってもらおうと新しい商品づくりに取り組んで産まれたそうです。

今回、「緑」や「黄」があることを初めて知りました。

 

白餅黒餅は限定井販売ではなく、駅の売店などで売られていることは知っていたのですが、前に名古屋駅の高速バスの乗り場や新幹線乗り場の近くでの売店では見つけられませんでした。

今回、他の売店で白餅黒餅を見つけて買って帰りました。

 

 

創業から300年ずっと守ってきた味に、新しい味に挑戦するというお店の取り組みに感心しました。

赤福餅に負けず劣らずおいしかったです。

 

次回はどちらを買おうか迷うところです。

両方買うには量が多すぎる。

こうなると色々な味が食べたくなるので、「赤」「白」「黒」「緑」「黄」が2個づつ計10個ひと箱に入った商品が販売されることを期待します。

伝統に縛られず新しい商品を生み出し続けることを期待します。