先日まで金色だった銀杏も葉を落とし、

季節はすっかり冬になってきた。


火曜日の朝、いつものように、

幼稚園まで歩いて、サエを送る。

門の前に立った瞬間。


わぁ~キラキラ


園庭一面黄色い銀杏のじゅうたん。

前日の放課後(っていうのかな?)、

延長保育のこどもたちとバスの運転手さんで、

銀杏のたくさんある公園に行き、拾ってきて、

早朝にバスの運転手さんが敷き詰めてくださったそうです。

毎年恒例のことなんだそうで。

なんともステキな計らいで、朝からとても癒されました。。。

(写真を撮ればよかった)


2日間園児たちは外遊びの時、

銀杏の葉を集めて吹雪にしたり、

黄色いじゅうたんの上を走りまわったり、

季節を感じて過ごしたことでしょう。


サエの幼稚園では、食育に力を入れていることが知られていますが、

“感性の教育”というものにとても熱心に丁寧に取り組んでいます。


“感性”を育てるには、、、

知ることは、聞くことでなく、体験すること。

たくさんの自然体験をして、感動すること。

大人が知識を与えるのではなくて、

自分で試行錯誤して、たどりつくそのこたえ、

それにとても意味があるということ。

その、“試行錯誤”こそが、大切だということ。

とてもおしえられるところがあります。


たとえば、今、園児たちは段ボールや廃材(空き箱や新聞紙や広告など)で

遠足に行った動物園で見た動物をつくっているそうです。


先生が案を出し、指示してつくらせることはとても簡単だし、

きっとあっという間に立派な作品が出来上がると思います。

しかし、敢えて、何も手も口もださず、

先生方はただ見守ってくれています。


しかも期限を設けず、好きなように好きなものを作らせているのです。

もちろん遊びだす子もいれば、集中できない子もいるそうなのですが、

何かをきっかけに、自然と何人かで案を出し合い、作り始めるのだそうです。

幼い子供ですからもちろん作りたいものが十人十色。

それを意思統一するまでにたくさんの時間を要します。

力関係が生じ、泣く泣く譲る人が出たり、

言い合いになってお友達を傷つけてしまったり。

しかし、その逆もあり、傷ついたお友達をなぐさめる子、

飽きてしまったお友達を誘いこむ子、

友達のがんばりやよい考えを認めあったり、

刺激し合って、少しずつ一つのものを作り上げてきています。

こどもたち同士には、信頼関係も生まれてきています。


大人が「こうしたら・・・」と加勢してあげれば容易にできますが、

こどものおぼつかない作業を見守ることに徹し、

もう一息で思い通りのところまでいきつくようなのですが、

このもう一息には何十回という試行錯誤の時が必要で、

とにかく時間(日数)がかかるのです。


しかしだんだんと出来上がってくる動物や動物園のバス。

3週間の時を費やし、夢中になって取り組めるようになっています。

目の前に迫りくる動物をドキドキしながら見た感動体験。

たとえば、“カバは耳をくるくるまわす”

そんなところも上手に作り上げていっているのです。


いったいどんなすごい作品ができあがるのかわかりませんが、

こどもたちの自主性・主体性を尊重し、親にとっても、

とてもすばらしい経験をさせてもらっています。