2008年のFREE STYLEの作品集。
巻末にいくつか載ってる制作風景の
写真。
ガマドンを作っている智くんは
楽しそうに見える。
集中して制作してたり
ガマドンの頭を被ってコスプレの
ように写真撮ったり。
ガマドンは直に見たことがないので
作品集で見る限り、
愛嬌のある可愛いロボット、と
感じていたのだけど。
以前にご紹介したZEROの金杉さんが
智くんの個展を見に行った時に
そのガマドンに智くんの苦悩を感じた、と。
きっとこういう感じ、というのは
ダイレクトに作品から伝わってくるものであり、
他者の経験からは感じられないのが残念では
あるけれど
そう聞いて82ページのガマドンの写真を見ると。
暗い屋根裏の様な部屋でスポットライトを浴びる
ガマドン。
これで辞めようと思っていたという
スピンオフの言葉。
金杉さんはその続きに
苦悩の中からオリジナリティを見出し、壁を
乗り越え、新たな境地に達したのだろう、と。
そう思って見ると改めて
愛しいと思えるガマドン。