昨日から今日にかけて "カウボーイ・サマー" という本を読んでいた。電通を退職後、カナダの牧場でひと夏カウボーイとして働いた 前田 将多さんという方の本。Twitterで知り、気になり、購入して、グイグイ引き込まれながら一気に読んだ。
オレは多分、自身の現状を何とかしたくて、会社員を辞めて現在無職。読む本の殆どは、前向きな気持ちになりそうな思考の本であったり、成功法則だったりしてた。小説は読む気にはならなかった。勤めている時からそうだった。
カウボーイ・サマーを何で買って読み出したのかは、よくわからない。小説ではない。初めて読むタイプの本な気がした。グッときて、胸が熱くなり、読み終えて泣いていた。良い本と出会うことが出来て嬉しいです。
一見、自分には必要のないように思える本・出来事が、実はとんでもなく必要だったりするのかもしれない。ジャンル分けなんてしなくて良いんだろうけど、これから手にする本の種類が増えてくるかもしれない。いつか小説を読んで、グッときて、生き方が加速するかもしれない。

昨日からの読書の前、3ヶ月ぶりに大切な友人に会っていた。元同僚。2人とも一緒に働いた会社は辞めた。互いの近況や今の気持ちやらを話出来て良い時間だった。
話の中で、別の元同僚(というか人生と職場の先輩)の訃報を知った。62歳くらいかな。まだまだ若い。最後に会って話たのいつだっけな。何の話したんだっけ。オレの愚痴と弱音だった気がする。
寂しいな。

時間には限りがある。
居なくなる時、出来る限り悔いの少ない人生でありたい。
色んな想いを重ねて生きて。それを偶に文章に残して。誰かが目にしてくれたら嬉しい。

訃報と読書で想ったこと。

読んでくれて、どうもありがとう。