今から十数年前、長野県松本市の寿という地区が仕事エリアだった頃。新聞屋なんで毎月の購読料の集金でお寺に行ってた。
そこの玄関に飾ってあった「はきものをそろえる」という詩。
当時は知らなかったけど、長野県長野市篠ノ井の円福寺 (曹洞宗) の元住職 藤本 幸邦 (ふじもと こうほう) 老師が作った詩だそうです。
オレと同じく長野県の方が作った詩だということを知って、びっくりしたのと嬉しい気持ちになりました。
オレは小さい頃から「はきものはそろえる」って育てられた。この詩を初めて知った頃は 「何でコイツらは、そろえねぇかなぁ」なんて思って、苛ついたり、そろえねぇ奴等を見下してたりしてた。
意味を履き違えてたんだろうな。
ある時期からオレは、"みだれたはきもの" があったら、黙ってそろえるようになっていた。オレの心、誰かの心がそろって、穏やかになれば良いなって。
ちっぽけな事だけど。とっても大切なちっぽけな事。
世界中の心がそろって、平和になる。こんな素敵な事はない。
自粛ムード、自分だけ、間違った情報。
色んな事が溢れてるけど。
まずはオレの心をそろえよう。

歳を重ねるごとに。まともになっていく。これが生きるってことなのか。
パンクロッカーが、はきものそろえたっていいだろっ。

読んでくれてありがとう。
アナタにとって、素敵な月曜日になりますように♫