全盲の捜査官でその世界観を体験できる

ダイアログ・インザダークのレポートの続きです







どんなに目をこらしても

真っ暗な世界が続く

こんな体験はした事がなく



私達は歩くのもやっとなのに

アテンドのお姉さんは

全部見えてる様に


そこ登らないで〜!

と言ったり

不安になっている人の側に行ったり


まるで全て見えている様だった

いや、それ以上に敏感だった。



時間が経つと

私達は声で人がわかる様になって来て

目の見えない世界でお話しをしたり

冒険を続けて行く



偶然にも私達は東日本大震災から12年のタイミングで

見知らぬ人達と暗闇の中で黙祷を捧げた。





仲良しのお友達と参加して

最後に愛ってなんだろう?

と言うのを紙に書いたのだけれど

私とお友達は

ほとんど一緒の事を書いていた。

イラストまで描いていた

目が見えていたら

どちらかが見て真似したんじゃないかと思うけど

そんな疑惑は浮かばなかった。

本当に気が合う事を再確認できた。



暗闇の中では

何の垣根もなく見知らぬ人々と

仲良くなれたけれど

明るい世界に出てみると

外からもらう情報があり過ぎて

話しづらくなってしまうのも

興味深かった。



アテンドのお姉さんは

私はいつもフラットに人と接する事ができる

と言っていた。

ちょっと、羨ましく感じた。



外見にとらわれず、偏見もなく

相手を感じる事ができるって素晴らしいよね。



今まで自分達が優って居ると思って居たけれど

ちょっと環境が変わると、私たちが弱者になる。

何故、多様性が大事かと言うと

何か環境が変化する事態に陥った時に

生命が生き延びる可能性が高くなるからだ。

きっと、それは会社やグループでも同じで

考え方や生活に幅があった方が

素晴らしい物ができあがるに違いない。



それを実体験する事で

相手を理解する

グループは協力しないと進まない

人に優越をつける事は意味のない事だ

と、学ぶ事ができる。

なかなかできない体験なので

興味が湧いた方は是非体験してみてほしい。







 



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