皆さん、お元気ですか？
先週少しお話ししました妖精王の一人、ディールと名乗る存在からの
お手紙を皆様に、ちょくちょくお伝えすることになろうかと思います。
定期的に木曜日にお届けしようとは思いますが、何せ、こんな感じで
いつも定期的な月のメッセージも忘れてしまう私ですので、
不定期になってしまっておりましたら申し訳無い。
世界中の人間の皆さん、いかがお過ごしですか？
私はようやく暖かくなり始めたこの地域で、春と夏の命をよみがえらせる働きをしながら、旅をしています。
妖精王といいましても、人間の国王のように、一箇所にある居城に居続けている訳ではなく、
私の収めるノルウェー西部からドイツの西部周辺に至るまでにあるいくつかの地域と、
それぞれに存在している妖精界という空間を旅しながら、移り住んでいます。
そして、それらの空間にある聖なる気と、その世界が保たれるよう、生命の力を根付かせるのです。
ですが最近は、前述の通り、世界のバランスが壊れ始めていますので、
妖精界の空間を一定に保つことが難しくなっています。
この世界は、地球上の自然界のエネルギーがもとに成り立っておりますので、それが壊れると維持が難しいのです。
自然界が維持できなくなることは、子供たちが安心して生きていける場所も未来もなくなるのと等しいのです。
我々妖精界が滅ぶということは、人間社会のみならず、妖精界の子供の未来もなくなるのです。
我々が森に生き、人々が平野に移り住んでからずっと、二つの世界は平行して地球上に存在してきました。
あなた方が森から我々を追いやった後は、繊細すぎる我々は、人間と争うことなく、別の空間を作り上げ、
一族を守ってきましたが、もう既に我々がごく一部の人々や、子供たちと交流を密かに持つ以外は、
あなた方と共にいることもなくなって来て久しいのです。
でも、人間がこれ以上、この環境を壊し続けると、あなた方自身の子供たちや、あなた方自身の生命力も衰え、もう決して二つの世界が交わらないどころか、二つの世界・・・つまり、人間界と妖精界の二つの世界が滅んでしまうまでになるのです。
我々だけが異次元で生き延びられるというものではないのです。
分かたれた二つの世界が、完全に交わることは難しくても、お互いが尊重し合いながら
そして、古の時のように、ふと遠巻きに気配を感じながら、お互いの存在に敬意を払い、
存在を愛せるような世界にしたいのです。
せめて、子供たちには、お互いが触れ合う機会を、大人になるまでのほんの少しの間でももたせてやりたいと思うことがあります。
子供は素直で純粋で、ある時は暴れん坊で、ある時はずるくていたずら好きです。
まるでトロルがそうであるように、子供もまた純粋で気まぐれで時々手を焼くほどです。
そんな沢山の共通点のある二つの世界の子供たちのためにも、あなたが気付くことから
世界のために細やかでも声を届け、行動をしていただけたら幸いです。
感受性を持ってください。理論よりも真実であることが多いのです。
我々は、あなた方が癒されるような森の気を維持することが出来ますが、
それも滅びてしまっては不可能です。
どうぞ森を、そして川や海を、あなた方の生きる場所として大切にしてください。
今日の手紙はこれくらいとしましょう。
親愛なる世界中の人々へ愛をこめて
～ 妖精王 グリーンマン・ディール より ～
私が出来ることといえば･･･体に悪いものを買わない。
それくらいなんかい！といわれそうですが、
買うということは、その製品を支持しているという投票に等しいですから、
作り手さんとしては、人気のあるものを作るとが利益の面でも最優先になります。
売れないものは作らないということです。
添加物だらけのものを買わなくなれば、それを添加物以外で、保存する機器や手法が進化します。
コスパだけで豚の餌のように、質の悪い毒物だらけの安物を与えられる現実は
何を買うかによっても変えられます。
そんな感じで。
レゼルダンジュHP
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