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How to 車椅子の旅!

車椅子だからこそ、旅はさらに楽しく出来る…

今日からNobuchanは、幕張のホテルでディナーショウ2つの仕事をします。例年のことです。そこで私もくっついて、三泊四日のホテル生活をさせてもらいます。

 祖母がいつも言っていました。「上げ膳据え膳は極楽」。その極楽の日であるホテル生活。海浜幕張ですから、アウトレットもあるし、映画館も何もかも、しっかり揃っているので、Nobuchanにしっかり働いて貰っている間、のんびりさせてもらいます。

 今年は平日のランチとディナー・ビュッフェに、ローストビーフが出るそうな。楽しみです。

 


 では、行ってきます。


ホテルグリーンタワー幕張

http://www.greentower.co.jp/

 Profhandのおかげで、太ももの筋肉が少し付いた、と思って嬉しい、今日この頃。昼間は熱中症が怖くて外に出られないので、6時過ぎに駐車場でProfhandを漕ぐのがこのところのNobuchanの習慣となりました。

 6時過ぎると風も温度が下がり、とても気持ちがよいのです。


 ただ漕ぐだけではなく、後ろ向きが良い。「八の字」を書くように漕ぎましょう。などなど、いろいろな指示をメーカーの方からいただいて来ましたが、最新の指示は、「足の装具を取り外して漕ぐ」というものです。

 

 Nobuchanは、早く、それを試してみたくてならないようですが、私は、自分ひとりの時に挑戦するのが少々怖いので、「明日、男性ヘルパーさんと一緒に、装具を取り外して漕ごう」ということにしました。

 どんな結果が出るのか? 本当に楽しみです。


 

 今日は、Nobuchanのお休みの日。午前中は、月に一度の、電動車椅子の点検エンジニアの訪問があり、月末に旅をすると伝えると、「いつもよりも螺子をきつく締めておきました」と言われました。なるほど。

 お昼は、たまたま昨日買っておいたイカと茄子で、スパゲッティをと思い、まず鷹の爪とニンニクをオリーブ・オイルで炒め、次にイカ・茄子と炒めてから、出来合いのトマト・ソースの缶詰を入れて煮込みました。

 通常、缶詰のトマト・ソースは高いので使わないのですが、たまたま安売りをしていたので、買い置きをしました。

 スパゲッティも茹で上がり、ソースを絡めます。

 食べ初めてしばらく経ってから、Nobuchanが言いました。「Nobuchan,もっとスパゲティが細い方が好き」

 やっぱり。

 きっと何かいうと思ったのですが、やっぱり言われてしまいました。使ったスパゲッティは、デ・チェコのNo11ではなく、No12でした。いつもはNo11です。

 

 

 私はどうしてNo12なのかを説明しました。

 「安かったからなの。普通、デ・チェコは200円以上するのだけれど、これは158円で売ってたのよ」

 Nobuchanはしばらく無言でしたが、ポツリと言いました。「安いことも大事だけれど、おいしくなきゃ」

  

 ごもっとも。円高がこれほど続いているのですから、必ずあるはず。No11の安売りを探しましょう。

 

 社員に一人、カレーが食べられない者がいます。彼女が現場に出て、お昼を食べない日は、カレーが多い。他のみんなは大好きだから。そこで今日のNobuchanのお昼はカレーです。

 鶏肉とニンニクと玉葱をまずじっくり煮込み、それから別に茹でておいたメイクイーンとナスを入れます。夏はやっぱりナス。おいしいですものね。

 今回も、それだけでアウト。もう少し涼しい季節だったら、これにポテサラかなにかを付けるのですが、まあ、カレーだけで勘弁をしてもらいましょう。

 同じ店で買った鷹の爪ですが、前回のものとは辛さがどうも違うようなので、今日は、少々多めに入れました。いつもよりさらに、汗をかいてもらえる・・・・はず。


 一時、「マイバスケット」がお気に入りのコンビニでしたが、最近は「100円ローソン」に凝っています。そのローソンで大きなキャベツを100円、まあ正確に言えば105円ですが、買ってきました。

 さて、どう料理するか。やっぱりロールキャベツでしょうと、一番大きな鍋を出して来て、今日のために、昨日の昼の間にキャベツを茹で始めました。 

 夜、ロールキャベツの下ごしらえをしている時に、訪問客がありました。そこで、いつもより、しっかりひき肉を捏ねることもせず作ったのですが、結構おいしくできたのでよかった。

 私の作り方は、祖母から伝授された、和風です。いつもは椎茸も入れるのですが、昨日はひき肉と玉葱だけ。肉に醤油を入れてかき混ぜ、酒と出汁昆布を入れたスープで煮込みます。

 シンプルだけれど、おいしいお気に入りです。が、暑い! 当分やっぱり煮物は止めておきます。


ももちゃん食堂

  携帯の電池が弱ったので、Softbankのお店に出かけました。5時過ぎで、暑さも和らいでいます。

 「もう2年以上同じ機種を使われているので、無料で電池を一つ交換できます。直接157に問い合わせてくだされば、自宅に送ってきます」との説明。後は、夕食を食べて帰るだけです。

 途中で、これまで数回で出前をお願いした鰻屋さんの前を素通りするはずだったのですが・・・Nobuchanは当然のように吸い寄せられます。Nobuchanは鰻が大好きですので。

 電動車椅子でしたが、入り口はスロープになっており、難なく一人で店内に入って行きました。


 実はこのお店、丑の日の前から駅付近にチラシが貼ってありました。「鰻丼 小 1,300円。中 1,500円。 大 1,800円」。それを見て、これなら手が出そうだなと、その時思っていました。


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宮川 三谷町店

http://gourmet.livedoor.com/restaurant/21434/


 いつもはうな重を所望するNobuchanですが、今回は「北海道に行くのだから、節約をしなけりゃね」と、先回りをして「うな丼でいいよね」という私に、Nobuchanはこう答えました。

  「出前はうな重だけれど、店に食べに行くときは必ずうな丼だった」と。


 Nobuchanは大、私は中。肉厚ではありませんが、それなりの大きさの鰻が、ご飯の上に乗って登場。Nobuchanには200円の肝吸いも奮発しました。

 「やっぱ、焼きたては香ばしくておいしいね」


 思いがけない素敵な夕食になりました。鰻さん、ありがとう。それにしても、お店の企業努力は凄いですね。二人でうな丼を肝吸いをつけて食べて2,500円。なんとか手が出ましたから。

 私たちは、Softbankを使っています。これには、長い歴史があります。

 Softbankは以前、Vodafoneでした。その前はJphone。当時、メールの受信が有料だったDocomoとは異なり、Jphoneは無料。聾者の友人にとって、無料である事は、とても大事なことでした。

 Jphoneのメール受信が無料という伝統がVodaphone受け継がれ、Softbankに受け継がれました。

 さらにJphoneは当時パイオニア傘下でした。パイオニアは音響会社ろして聾者に対する、さまざまな試みをそれまでも行ってきた会社だったので、聾の友人は、愛着があったと言います。例えば、映画鑑賞で、風船を持ち、音の振動を感じる試み、というようなイベントですね。


 さてさて、他は知りませんが、Softbankは障害者の携帯通話料は無料です。感謝!

 このところ、Nobuchanの携帯を充電してもすぐに減ってしまうので、「電池が古くなったかもね」ということになり、Softbank店に電池交換に出かけることにしました。


 せっかくですから、外食を。

 おいしいさぬきうどん屋さんをネットで見つけて出かけたら、たまたまバリアフリーでした。偉い!

さぬきや - 料理写真:揚げ茄子冷やしぶっかけうどん 揚げナスの冷やしぶっかけうどんです。

さぬきや(学芸大学)

http://tabelog.com/tokyo/A1317/A131702/13018265/


 また、こちらに伺う案も悪くはありませんが、せっかくですので、別のお店も、これから探したいと思います。でも、無理なく電動車椅子でも入ってゆける店は、そう簡単に、正直、見つかりません。

 今日は土曜日。通常は、足漕ぎ車椅子でヘルパーさんと一緒にPCデポに出かけて、チラシを貰いにゆきます。Nobuchanは、PCデポのチラシが大好きです。見ているだけで、楽しいそうです。その気持ち、分からなくもありません。きっと私が、別に買わずとも、「ポンパレ」のサイトをよく見るのと同じ・・・・かな。

 さて、これだけ暑く、これだけ熱中症が騒がれていると、2時からの足漕ぎ車椅子での「お出かけ」に行くべきか行かざるべきか、迷います。

 足漕ぎ車椅子を、ほとんど自由に乗り回せるようになったNobuchanですが、それでもやはり、相当な体力を使います。この暑さでしたらいつもよりも、さらに体力が必要でしょう。

 ということで、私はNobuchanに、「Norichan,どうしよう?」と聞かれたら、どう答えようかと悩んでいます。ハムレットの心境で。



 何もいわずに、「Norichan、行ってくるね」と言われたら、後はヘルパーさんに委ねましょう。

 それにしても暑いですね。みなさまも、お気をつけて。

 鮭は、Nobuchanのお昼では人気のメニューです。鮭といっしょに、野菜をホットプレートで焼き、その野菜に鮭の味のしみこみ具合がぜつみょうだそうです。

 ひさしぶりに2日続けて仕事だったので、料理をする気にならず、というか、仕事というより、この暑さのせいですね。とにかく、料理をする気にならず、かぽちゃを煮て、後は、鮭と野菜を、今日はNobuchanに持っていってもらうようにしました。


今日のお昼のメニュー:

1) かぼちゃの煮物

2) 生鮭

3) 焼野菜 (キャベツ、茄子、赤ピーマン、もやし、玉葱、キノコ)



 ところで、Nobuchanの会社に、北海道の洞爺湖近くの出身者がいます。実家でホタテの養殖をやっているそうで、忘年会に合わせて、いつもどっさりホタテを送っていただいています。感謝、感謝。

 彼は、「鮭評論家」。まあ、北海道で小さい頃からいろいろな鮭を食べていたからでしょうね。

 で、日本の鮭は正直、値段が高いので、私たちのお気に入りは「ノールウェー産」でした。次が「チリ産」。一ヶ月ほど前、「カナダ産」を食べましたが、これもまあ、悪くなかった。

 そして・・・・


 この火曜日。たまたまいつもは高くて手が出ない魚屋さんで、安売りをしていたので、鮭を買いました。「どこどこ産」という表示は、スーパーではないのでありません。私も聞きませんでした。そして、お昼にNobuchanが焼いたところ、「北海道出身」は、「これは北海道の川を登ってきた鮭ですよ」と言ったそうです。


 私たちはめちゃめちゃ紅茶好きのなので、結構、紅茶の出身地を当てることができますが、「鮭」の出身地を当てる(というか、本当に北海道の鮭かどうかは不明)というのは、すごい。ホント、すごい。


 今日の鮭は「チリ産」です。残念ながら、今日、Nobuchanと昼食を一緒にする中には、上記の「北海道出身」はいません。みんなには、「どこどこ産」かは問題ではなく、おいしければいいのですよね。


 それはそれ、男子サッカー、勝ってよかった。

 311以降、私が仕事をさせていただいてた日本支社勤務の外国人の方々が、ソウル、香港、上海、そして台北に家族をつれて、転勤されました。その結果、仕事が激減。今もそれが続いています。

 そんな会社の一つから、久しぶりに依頼がありました。お会いするのは、もちろん仕事関係の方なのですが、なんだか昔からの友人に会う様な気分です。

 11時スタート、10時40分集合なので、出勤する前のNobuchanに、駅まで送ってもらうことにしました。この暑さ。マンションから駅まで12分ほどありますので、ありがたいです。

 だんだんNobuchan。以前のように、「アッシー」(古いですね。この言葉を知らない人の方が多い時代になりました)君を頼めるようになり、本当に幸せ。よかった。よかった。