今の湯布院は春真っ盛りです。


桜も満開。


何年も湯布院に行って桜を撮影していて

不思議に思っていたことがあります。


それは

大分市内より湯布院のほうが

先に桜が咲くことです。


気温は大分のほうが断然高いのに

どうして気温の低い湯布院が先に咲くの?


それが先日のテレビの気象情報で判明したのです。


つまり桜のツボミが花を開く条件として

まず気温の低さがあると言うのです。


気温が低くて急に暖かくなると桜は咲き

満開になると言われていました。


暖冬すぎると桜が満開にならないケースもあるらしいです。


しかし

桜の撮影は条件が難しいのです。


普通撮れば良いだろうと言われますが

桜は薄いピンク色。


空が曇りや

或いは晴れていても

春は黄砂があり

空が白っぽくなると

桜の色は映えないのです。


昔から

「春に3日の晴れなし」

と言う言葉があります。


そうなんです。


春の雲なしの晴天は年に数日。

この数日と桜の満開が重なるのは

年に1日くらいです。


それが昨日でした。


今日から1週間くらい雨模様です。


桜も終わります。


その貴重な1日を逃さない為に

昨日は湯布院の桜の撮影に行ったのです。


私の制作したポストカードは湯布院のお店に置いていただいています。

そこの社長さんがポストカード販売に熱心で

常に新作を待っているのです。


本当に有り難いです。


昨日は湯布院のは端から端。

朝から夕方まで車で走り回り

新作が3作出来ました。



そしていつも思うのですが

撮影に向かうと必ず天からの

ご褒美があるのです。



そのご褒美の桜と由布岳に

なんと人力車まで。


これは偶然ではないのです。

必然なのです。




ネタバレをひとつ
左の桜はそこに咲いているのですが
右の桜は左の桜を切り抜き反転しているのです。

つまり
小細工です。(笑)