さて・・・次のギターの話。
YAMAHA FG250 昭和52年(1977年)のはなし。
東京で働くようになった由美子は職場の人と恋をする。
少し年上の彼が弾くためにギターを買った。
ビートルズやPPMを好んで弾いてくれたという。
私は会った事は無い。会う前に別れた?
由美子とは親友のように何でも話した。彼との恋話も。
学校の長い休みに由美子のアパートに泊りがけで遊びに行った。
そのときにギターを弾かせてもらった。
それまでのガットギターとは違って高音のシャリン~と鳴るYAMAHAサウンド。綺麗な音。
由美子が仕事から帰ってくるまで一人で待つアパートでじっくりと楽しませてもらった。
の「いい音のギターだね。」
ゆ「彼が弾いて選んで買ったんだよ。ビートルズ好きじゃなかったけど・・・ブラックバードっていいよ」
何度かの休みを由美子のところで過ごした。
サザンオールスターズが『勝手にシンドバット』を流行らせたあの夏。
そのときも由美子のアパートで『何だこの歌は・・・』と思いながらTVで一日に3~4回かかったのを聴いた・・・。あの年。
その後由美子の恋愛は終った。
そしていらなくなったギターは私のところに必然的にやってきた。
今度は3000円で。
このギターのおかげで私は飛躍的にギターを弾くことがUP~
いろんな曲も弾けるようになったし、毎日友人たちのための伴奏を昼休みと放課後。
向かい側の友人の手を見ながらコードを替える。
「あなた、何で男子じゃないの・・・」と女子高ならではの会話。
中島みゆきの歌にであったのはこの女子高時代。
一番由美子との関係が薄かったかな。それでも電話、手紙・・・そして私が時々会いに行ったり、由美子が実家に帰ってきたり。
由美子が高校を卒業して東京に行く日は、当然恋人と別れるくらいに悲しかった。由美子の前では泣かなかったけど、一人になったときにどっと押し寄せた悲しみに包まれてしまった。
おんおんと嗚咽が止まらなくなるほど泣いた。
5歳年上の姉喜美枝さんがその2年前に埼玉の職場の寮に入るための見送りをしたけど、由美子のときのように悲しみに包まれる・・・には至らなかった。もちろん、そばに由美子がいたから。
私の音楽人生に切っても切れない由美子とのかかわり。
ギターも由美子から買い・・・。
好きな歌もほとんど由美子と共有した時間の宝物である。
風と落ち葉と旅人という歌。知ってる?
チューインガムってシンガーソングライター姉妹デュオが歌ってたんだけど、その歌はいつも一緒に歌った。
主メロディーは由美子コーラスはわたし。
https://www.youtube.com/watch?v=iWiwv-qkrEw
もう一回一緒に歌ってみたかったな。
子供の声で、あの日のままで・・・。
