ホアンとその友達のエロイさんと歩く。雨。

途中からComilla  まで3キロ近いからと、ホアンの判断で自動車道を歩いた。私は海の近くの巡礼路を歩きたかった。自動車道は、とても不快。車の走る音が、耳に痛い。

Comillasで昼食をとることになった。レストランに入ってから、なかなか注文に入らない。ホアンは電話をしている。しばらくたったら、昨日、車を運転していたホアンの友達が現れ、そこから注文、食事。食事がおわった後も、延々と話している。結局2時間のランチ。

その後、ホアンは車に乗ってどこかのホステルに泊まるというので、私は歩いてアルベルゲに泊まることにして、歩きぢした。ホアンとエロイも何故か歩きだした。

El Capricho de Gaudí、ガウディのデザインした家。


見終わったあと、時間が無いので、行こうとすると、ホアンが後1分と言う。なかなか来ないので、見ていると人と話したりしている。そこでひとりで、行くことにした。


ひとりになってホッとした。目的地のSan  Vicente  de la Barquera まで12キロ近くあるので、早足で歩く。だいたい4キロ1時間の目安。お昼、ゆっくりしっかり食べたせいか調子がいい。ただ、どう考えても長すぎだ。
San Vicente de Barqueraは、海沿いの町。


アルベルゲ、新しくて気持ちがいい。
しばらくしたらホアンが来た。何故?と思った。ホアンとは、もう一緒にいられないと思ったが、友だちふたりは好きだ。最後だと思って、夕食を一緒に食べに行くことにした。ホアンがアルベルゲで誘ったスペイン女性も一緒である。ホアンがレストラン街でずっと電話。ホテルに泊まっているエロイがみつからない。スペイン女性は業を煮やして帰ってしまった。やっとエロイに会えたが、ふたりは口論していて、その内、何も食べずにアルベルゲが閉まる時間になってしまった。私は明日からひとりで歩くとホアンに告げた。
何も食べていなかったので、アルベルゲの自動販売機で、カップ焼きそばを買って食べた。市販よりかなり高い。ソース味。
ホアンはと見ると、しきりに件のスペイン女性に話しかけている。見映えのいいホステルに泊まろうと誘っているようだ。私も最初のカミーノで同じ誘われ方をしたことがあったので、可笑しくなった。
疲れる一日だったが、明日からは自由だ。