2月16日 大宮 19時00分

 

今晩は。。。

年明けも大分経ちましたが、これも公開しておかないといけませんね。

昨年、2023年の1年間で釣り上げたレコードの年間ベストです。

36枚のアルバム、2枚の7インチシングルの合計38枚が2023年の釣果数。

 

釣り上げ順を時系列で追えば、こんな感じ。

ダウン

2023年1月7日

DISK UNION NET  *お茶の水駅前店引き取り

リトル・バリー 6800円

英JUNO RECORDSより

マイケル・ヘッド&ザ・レッド・エラスティック・バンド 2800円

ママズ・ガン 2800円

ママズ・ガン 2000円

 

1月25日

DISK UNION NET  *お茶の水駅前店引き取り

BOMBAY BICYCLE CLUB  2376円

THE WHO  2182円

 

2月19日

ディスクユニオンネット *ディスクユニオンお茶の水駅前店引き取り

ブッチャー・ブラウン 2500円

 

2月26日

ディスクユニオンお茶の水駅前店にて 

モンクス・ロード・ソーシャル 3200円

ファウンテンズ・オブ・ウエイン 3800円

 

3月23日

ディスクユニオンネットにて *お茶の水駅前デ店引き取り

ニール・ヤング 6500円

 

3月25日

ディスクユニオンネットにて *お茶の水駅前デ店引き取り

ヤング・ガン・シルバー・フォックス 3300円

 

4月7日 

ディスクユニオンお茶の水駅前店

SPOON / GIRLS CAN TELL 4500円

 

4月14日

icemakers uk via Discogs

the Rifles/ BIG LIFE 円換算で6000円ぐらい

 

4月22日

ディスクユニオンお茶の水駅前店

BLUR / The Special Collectors Edition 7480円

 

4月27日

ディスクユニオンネットにて *お茶の水駅前店

シアター・ブルック/ありたっけの愛 1500円

 

5月5日

ディスクユニオンお茶の水駅前店

PHANTOM PLANET / THE GUEST 6800円

 

5月9日

ディスクユニオン吉祥寺店にて

マリア・マッキー 6850円

 

5月13日

ディスクユニオンネットにて   *ディスクユニオンお茶の水駅前店引き取り

ティル・ブロナー&ボブ・ジェームス 3000円

ニュー・マスターサンズ 2800円

ジェイソン・フォークナー 5800円

 

5月16日

ディスクユニオンネットにて   *ディスクユニオンお茶の水駅前店引き取り

リトル・マン・テイト 3200円

 

7月3日

アマゾンにて

JACK'S MANNEQUIN  5800円 2021年再発黒盤

 

8月22日

ディスクユニオンネットにて

2日間限定5%オフセール

スーパーハイウエイ・バンド 2000円

トラヴィス 5800円

ボニーピンク 7800円

 

9月30日

ディスクユニオンネットにて

NICOLA CONTE 3300円

REEF 4123円

LAURA RAIN & THE CAESARS 2571円

 

11月25日

ディスクユニオンネットにて

KATALYST  3000円

INHALER 2000円 *7インチ

 

12月14日と19日

ディスクユニオンネットにて

マニック・ストリート・プリチャーズ 4000円

アマゾンにて / 米国より

フォクストン&ヘイスティングス 5000円

 

12月24日

ディスクユニオンお茶の水駅前店にて

スーパー・ファーリー・アニマルズ 7000円

ベス・オートン 1万500円

 

12月31日

ディスクユニオンお茶の水ソウル/レア・グルーヴ館にて

シルク・ソニック 5200円

ディスクユニオン新宿平成J-POPストアにて

トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ 14400円

ディスクユニオン新宿 インディ・オルタナティヴロック店にて

ドッジー 3000円

リサ・ローブ&ナイン・ストーリーズ 12400円

 

合計釣り上げ金額(釣果アルバム36枚のみを対象)

18万582円 / 1枚平均5千016円

 

この36枚を気に入った順で並べると、こんな感じです。

ダウン

 

ダウン

2023年 年間釣果ベスト

 

2023年 年間釣果ベスト

 

1位PHANTOM PLANET / THE GUEST 6800円

12月20日ぐらいまでなら圧勝の1位。もはや何度聴いたか分かりません。カリフォルニア~~~~~!!の絶叫サビの1曲目で完落ち。2023年にハマリました。2004年作。

2位リトル・バリー/ KING OF THE WAVES6800円

1曲目から爆走。ミッシェル・ガンが甘く聴こえてしまうほど、ソリッド、ワイルド、ダイナマイトの3気筒エンジン爆裂。2010年作。2023年の1月に手に入れ3月まで休日の度に聴き込んだ作品。

3位JACK'S MANNEQUIN / EVERYTHING IN TRANSIT 5800円 2021年再発黒盤

オリジナルはジャケが同じ画でモノクロ。その後、4度に渡り再発。これはその4度目の2021年再発盤。メロディの刹那さ=切なさ、こみ上げる感情。冴えない日常。。。カリフォルニアの本当の姿、残酷さを謳った作品。1位ファントム・プラネット系の青春像。2000年代を米インディオルタナを代表する名盤だと思います。オリジナルは2005年作。

4位ママズ・ガン / GOLDEN DAYS 2000円

スティリーダンのフォロワーで最高峰になるか。ママズ・ガンの最高傑作。AOR好きならマスト。

5位フォクストン&ヘイスティングス / THE BUTTEFLY EFFECT 5000円

1位のファントム・プラネットの地位をぐらつかせたのが、コレ。年末から年始で今もこの作品が我が家の主役も聴き込み量では1位から4位には後塵を拝した作品。4月の発売だったので、もっと早く釣り上げるべきだったかなと思う。元ジャムのベース、ブルース・フォクストンとラッセル・ヘイスティングスの共作名義作。基本、今のフォクストンのソロ作はラッセルとの共作なんですが、この作品では共同名義に。。。ヘイスティングがウエラーの立場の代替わりをして主役のフォクストンはベースとバックヴォーカルに徹する流れも過去2作と同じ。フォクストンは脇に徹して本領を発揮するタイプなのです。2023年作。

6位マリア・マッキー / YOU GOTTA SIN TO GET SAVED  6850円

元ローン・ジャスティスのマリア・マッキーのソロ2作目。ホント、美人で可愛かったぁ。。。オイラ世代のテイラー・スイフトかそれ以上。1993年作。

7位リサ・ローブ&ナイン・ストーリーズ / TAILS  12400円

バックバンド、ナイン・ストーリーズと組んだ唯一作。90年代米女性SSWを代表する傑作。1995年作。

8位ベス・オートン / CENTRAL RESERVATION 10500円

英SSW、ベス・オートンの3作目。フォーキーでメロウ。オイラの中では、英国人ですが初期の2作目ぐらいまでの感じは、米のSSW、スザンヌ・ヴェガの系譜になるかなってのがオイラの説。1998年作。

9位LAURA RAIN & THE CAESARS / RISE AGAIN  2571円

70年代ニューソウルと60年代ノーザンソウル系に方向転換した4作目はアナログ盤のみ。ホロリと泣けてくるのさ。昨年の秋口によく聴いていました。2022年作。

10位トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ / MOJO 14400円

まだまだ聴き込み量が足りないんでこの順位にしましたが、この作品もヤバイ。アメリカのルーツミュージックを奥深くまで掘り下げてるのに、どこか軽快。軽いノリで深く聴かすのがトム・ペティ。甘いルックスで口説いて深みにハメる手練れな感じはデビュー時からですが、歳食っても変わらん。逝ってしまったのが未だ信じられん。2010年作。

11位スーパー・ファーリー・アニマルズ / PHANTOM POWER  7000円

初期にあったエレクトロな要素が消え、フォーキーな作品に変化した6作目。LIBERTY BELLE収録の2003年作。

12位ボニー・ピンク / HEAVEN'S KITCHEN 7800円

2016年と2022年に再発されてますが、釣り上げたのは2016年の初アナログ化盤。この時代の英米の女性SSWの空気感をタップリ吸い込んだ日本発の解答にして名盤。。。名曲『HEVEAN'S KITCHEN』収録。1997年作。

13位SPOON / GIRLS CAN TELL 4500円

昨年の4月に釣り上げ、ドはまりした作品。釣り上げた時の釣果報告でも書きましたが、今だ何が初回盤なのかよく分かりません。このレコードはディスクユニオン判定では米オリジナル盤。オイラの見立ては再発の通常盤。オリジナルか再発か?初盤道なる言葉もあるようですが、その道の方に判定を訊いてみたいです。肝心の作風ですがサイケ、ガレージで適度に脱力していてポップ。2001年作。

14位シルク・ソニック / AN EVENING WITH SILK SONIC 5200円

LOVE TRAIN収録の2022年盤。2023年盤のLOVE TRAIN収録盤とはジャケに貼られたステッカーのデザインが違うのさ。まだまだ聴き込み量が少なくて上位には入れませんでしたが、これほどよく過去のソウルミュージックからエッセンスから引き出せた作品は中々ありません。オマージュの万華鏡。CDが2021年、アナログは2022年に発売。

15位マイケル・ヘッド&ザ・レッド・エラスティック・バンド / DEAR SCOTT 2800円

元ペイル・ファウンテンズのマイケル・ヘッドがザ・レッド・エラスティック・バンドと組んだ2作目。オイラ世代だと、もう現役でいてくれるだけで感涙。2022年作。

16位ドッジー / THE DODGY ALBUM 3000円

これが彼らのファースト。刹那的なメロディ、骨太なグルーヴ。90年代のブリットロック勢では第2グループに属するか。1993年作。彼らの作品にも2001年作『REAL ESTATE』って作品がCDのみで例のアナログ化して欲しい作品に選ぶかであえなく落とした作品があります。

17位ジェイソン・フォークナー 5800円

ジャケ写がCDのモノ。アナログのジャケは機内の座席ジャケ。元ジェリーフィッシュなんて肩書ももはや?のジェイソン・フォークナーのソロ1作目もアナログ化されてませんね。アナログ化して欲しいリストを100枚選んでも零れ落ちてしますのです。さて、この作品はソロ2作目。パワーポップな1999年。

18位the Rifles/ BIG LIFE 円換算で6000円ぐらい

2000年代以降でウエラー直系のバンドと言えば、このザ・ライフルズ。ノーザンソウルのエンジンにビートロックの足回りって言うセッティングって事です。5作目。2016年作。

19位モンクス・ロード・ソーシャル / DOWN THE WILLOWS 3200円

サイケでフォーキーでメロウでポップ。マザー・アースのマット・デイトンを中心にしたゲスト参加多数の自由ユニットバンドの1作目。2019年作。

20位THE WHO  2182円

60年代に原点回帰したモッズを意識した作品。彼らの最新作にして代表作に挙げても良いかなと思うほど。それでこの順位。釣り上げた年が悪かった。2019年作。

21位マニック・ストリート・プリチャーズ 4000円

マニックスの中でも色彩豊かな作品になるか。パンク、ブリットロックと来て、大ナタにディスコチューンにして最高のソウルチューンでもあるMiss Europa Disco Dancerが飛び出すのさ。2001年作。

22位ティル・ブロナー&ボブ・ジェームス / ON VACATION  3000円

2023年夏の朝によく聴いていた作品です。それも9月に入ってレコ棚から取り出すことなく冬眠へ。。。夏ジャズです。2020年作。

23位NICOLA CONTE / UMOJA 3300円

イタリアの至宝にしてMRクラブ・ジャズの称号も相応しい二コラ・コンテの毎度の粋、伊達の極み作。聴き込むほどに着こなしが様になるのさ。2023年作。

24位ヤング・ガン・シルバー・フォックス /  Ticket To Shangri-La  3300円

11位選出のママズ・ガンのアンディ・プラッツとショウン・リー二人のスティリーダン系AORバンドの4作目。2022年作。

25位ニュー・マスターサンズ / THE NASHVILLE SESSION 2  2800円

ナッシュビル・セッションシリーズの2作目。どの作品を聴いてもゾクゾクするのさ、ニューマスターサウンズは。。。1曲目『DUSTY GROOVE』のカッコ良さ。うなる、しびれる、ぶったまげる。。。2018年作。

26位REEF 4123円

これがファースト。初めて聴いた時、アメリカのバンド、それもコーンとかレイジとかの周辺からかと思ったほどにアメリカンなサウンド。が、英国のバンドなのさ。ブリットロックって言うよりヘヴィロック系かな。1995年作。

27位BLUR / The Special Collectors Edition 7480円

2023年のレコードストアデイで初アナログ化となり手に入れましたが、焦って釣り上げる必要がないほど市場に余ってますね。レコードストアデイも1万枚近いプレスの場合は焦る必要なしと学習しました。今の相場は4000円前後。

28位BOMBAY BICYCLE CLUB  / THE BOY I USED TO BE 2376円

A面2曲、B面2曲の10インチでリリースされたミニ・アルバム。軽快なビートロック、切ないメロディ。。。2007年作。

29位ファウンテンズ・オブ・ウエイン / TRAFFIC AND WEATHER 3800円

2022年に初アナログ化。過去作同様の軽快なパワーポップ。ウィザーも良いけどファウンテンズ・オブ・ウエインもと思うのさ。2007年作。

30位トラヴィス / GOOD FEELING 5800円

これが彼らのファースト。その後の作品では弱々しさ、女々しさに磨きかかってほろ苦い作品になって行くのですが、このファーストでは強気なトラヴィスが聴けるのです。1997年。

31位ニール・ヤング 6500円

『いわく』付き作品。A面3曲+B面2曲のミニアルバムなんですが、アメリカ盤ではなくオリジナルはオーストラリア盤なのです。海賊盤も出回ってますが、背に印字された品番が25919-1でジャケの紫色がくすんでいる方がオリジナル。海賊盤の方が色鮮やかで、さらに海賊盤はオリジナルに比べて重い。。。らしいです。海賊盤の方がオリジナルっぽいってのがややこしいのです。1989年作。

32位ママズ・ガン / CURE THE JONES 2800円

シティポップ、AOR。都会的で洒脱で華もあるのに、儚い哀愁もある。2022年作。

33位ブッチャー・ブラウン / CAMDEN SESSION 2500円

米ヴァージニア、リッチモンドの5人組現行ファンク・バンド。ハービー・ハンコック『Wiggle Waggle』系ファンク『FLAT』で釣り上げ決定のカッケーファンクの連打。2018年作。

34位KATALYST /  Jazz Is Dead 13  3000円

米ロスアンゼルスの現行ジャズファンク、クラブジャズ系バンド、カタリストのエイドリアン・ヤングとアリ・シャヒード・ムハマッドによる人気シリーズ『JAZZ IS DEAD』の13作目がコレ。鍵盤の美しさも際立つ『REFLECTIONS』収録。2022年作。

35位リトル・マン・テイト / ABOUT WHAT YOU KNOW 3200円

2000年代に出て来た英シェフィールドの4人組モッズ系バンド。アルバム2枚で解散して再結成してるみたいですね。これはファーストですが、2作目はアナログ化されてません。2006年作。

36位スーパーハイウエイ・バンド / STUDIO CITY 2000円

ショーン・リーとニコル・トンプソンによる二人組現行フュージョングループ。彼らが意識したのはブレッカー・ブラザース。首都高で聴き流しながらドライヴに出たくなります。2021年作。

 

シングル

INHALER 2000円*7インチ

ファーストアルバムに未収録にしてA面B面も彼らの代表曲。

シアター・ブルック/ありたっけの愛 1500円*7インチ

彼らの代表曲。2019年のレコードストアデイにて7インチで発売。

 

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こんな感じの釣果となった2023年。

そして順位もこんな感じとなりました。

1位のファントム・プラネットはもう何度聴いたか分かりません。

このレコードをセールの猛者たちの中で釣り上げ出来た事、レコードの神様に感謝しかありません。

 

すでにブログにも書きましたが、先日、仙台まで遠征。

その仙台にも行きレコ屋を徘徊。。。。一枚も釣り上げ出来なくて、ホント申し訳ないけど、

初めてのレコ屋に入る高揚感、もうそれだけで楽しい。

 

そう言えば、駒込にもレコ屋出来てますね。

立ち食いそば屋の名店『一〇そば』(太そばでとり天がオススメ)の近くのよう。

レコード釣り上げて、そばでも食べて来るかな。。。

立ち寄り候補です。

 

それでは。。。。