7月22日 埼玉 16時00分

今日は。。。

虎の横田が逝きました。
28歳です。
脳腫瘍を現役時に患い、18時間に及ぶ手術を経て、それでも現役復帰を目指し、
その願いはファームでの引退試合の1試合のみでしたが叶うことになり、そう、あの『奇跡のバックホーム』を生むことになったのです。後遺症からボールが二重に見えると言う野球選手としては致命的な病の中、最後の機会だからと守備に送り出された先は、横田の定位置のセンター。そこに来るはずもないセンター前ヒットの打球。このヒットで逆転となるシーン。捕れるはずのないボールがグラブに収まり、自分の感覚だけで放った球はキャッチャーにノーバンで返球。そしてアウト!
が、横田の戦いはここで終わりません。引退後、二度に渡る大きな手術を受けるのです。腫瘍が再発したからです。右目の視力も失いました。

それでも、そう、この男がしたかったのは野球です。

やりたい事の為に惜しまず努力するのは当たり前。
やりたい事の為にはやり続けるしかない。
でもね、、、信念を持って継続するのは生半可な事じゃない。

が、この横田って男は、病になる前から、それが出来た虎の子。
だから、哀しいのさ。

そんな選手を知っているから、
野球以外の事に御執心の選手や、言い訳ばかりしてシゴトしている連中を見る度、
怒りも沸くのです。

やれよ。。。ってね。

今夕紹介する作品は、コレ。

ダウン

CAROLE KING / WRAP AROUND JOY
1974年作
US SSW / POP / FUNKY / MELLOW
購入詳細不明

キャロル・キング
1942年生まれの米NY出身のシンガー・ソングライター。ソングライティングのパートナーでもあり旦那でもあったジェリー・ゴフィン(作詞)と組んで発表した60年代のヒット曲の数々(WILL YOU LOVE ME TOMORROW, ビートルズのカバーでも知られるCHAINS, LOCOMOTION etc)を経て、ジェリーとは娘、ルイーズ・ゴフィンを授かるも離婚して、伝説のバンド、ザ・シティの結成・解散も経て、1970年になってソロとしてデビュー。1971年にリリースしたセカンド『TAPESTRY』(邦題『つづれおり』)の大ヒットで世界的なSSWへ。本日紹介の『WRAP AROUND JOY』(歌詞が印字されたインナー付きがオリジナル)は、6作目。このアルバムも1週だけですが全米1位獲得作品です。
キャロル・キングの楽曲の特徴を一言で言えば、『黒さ』にある。ブラックミュージックの影響を受けた跳ねた音。幼少の期のNYの環境が彼女の楽曲には息づいているのさ。この点がカントリー系SSWが多いアメリカの中で、際立つ個性だと思う。

この作品で、
夕暮れメロウと言えば、コレ。

ダウン
JAZZMAN

ファンキー・メロウ。。。

ジャズマン。。。
ブロウするサックス、、、、天まで届け。
跳ねる鍵盤。。。。この地を叩け。

人の夢は終わらない

オイラの夢。
白球を追うセンターの如く、黒盤を追いかける、追い続けることさ。

それでは。。。