西嶋憲生 翻訳の仕事一覧

年代順、映画関係のみ、映画字幕翻訳も含む。(主なもののみ、随時追記)

 

<単行本・カタログ>

★アンドレ・バザン「現代の言語」、岩本憲児・波多野哲郎編『映画理論集成』フィルムアート社、1982

★西嶋憲生編訳『フィルム・ワークショップ』ダゲレオ出版、1983

 スタン・ブラッケージ「映画とギヴ&テイクしよう」

 ジョナス・メカス「日常を撮り続ける 日記映画『リトアニアへの旅の追憶』をめぐって

 ノーマン・マクラレン「カメラなしでアニメを作る方法 低予算と実験精神」

 マヤ・デレン「カメラは何を創造するか」

 ポール・シャリッツ「映像と音楽の構造 聞くことと見ること」

 ジョン・ホイットニー「コンピュータ・グラフィクスの誕生 アニメーションの機械学

 ロベール・ブレッソン「映画はエクリチュールだ シネマトグラフについてのノート

★『マリリン・モンロー写真集 1945-62』(松井みどり共訳)リブロポート、1989

★マイケル・オプレイ『アンディ・ウォーホル・フィルム』(編訳、6本の論文とフィルモグラフィ等を翻訳)ダゲレオ出版、1991

★キャリー・エンジェル「映画作家アンディ・ウォーホル」「アンディ・ウォーホルの映画作品」、『アンディ・ウォーホル 1956-86:時代の鏡』展図録、アンディ・ウォーホル美術館・朝日新聞社、1996

★スタン・ブラッケージ「視覚の隠喩」、『ブラッケージ・アイズ2003-2004』展カタログ、ブラッケージ・アイズ実行委員会、2003

 

<雑誌・パンフレット>

☆ノエル・バーチ「小津安二郎」(杉山昭夫と共訳)、「ユリイカ」1981年6月号

☆飯村隆彦×クロード・ブリュネル対談「洗練されたテクニック ポンピドゥ・センターで上映された日本の実験映画について」(仏語)、「全国巡回上映 日本の実験映画20年間の軌跡」イメージ・フォーラム編集・発行、1981.5

☆マリリン・シンガー「アメリカン・アヴァンギャルド・シネマ」(The American Federation of Arts, A History of the American Avant-Garde Cinema,1976より)、池袋西武百貨店 スタジオ200「フィルムとレクチャーによるアメリカ実験映画」連続講座の配布資料として4回に分け掲載、1981-82

☆「彼女自身によるヴェラ・ヒティロヴァ」(訳構成)、『チェコ映画の現在』池袋西武百貨店 スタジオ200、1981.11(パンフレットの編集・構成も)

☆ピーター・ジダル「構造的=物質主義的映画の定義と理論」、「月刊イメージフォーラム」1981年10月号&12月号

☆ジル・マルソレス「ジガ・ヴェルトフの冒険」(仏語、『ダイレクト・シネマの冒険』1974の1章より訳・校注)、「月刊イメージフォーラム」1982年7月号(訳文より訳注が多い解説的翻訳)

☆ロベール・クロード、ヴィクトル・バシー「色彩による表現」(仏語、『第七芸術の展望』1959,1970より)、「月刊イメージフォーラム」1982年8月号

☆デイヴィド・カーティス「イギリスのアヴァンギャルド・フィルムとビデオ」をはじめとする解説・資料全体の翻訳、『イギリス実験映画祭』パンフレット、池袋西武百貨店 スタジオ200、1982.9

☆マイケル・バレット「現代イギリス映画」、「月刊イメージフォーラム」1982年12月号

☆ダリル・チン「ニューヨーク・レター 沈滞する状況」、「月刊イメージフォーラム」1983年3月号

☆バーバラ・ロンドン「メディアの未来:衛星通信とビデオ・アート」同上

☆ニック・ボルノフ「戦場のメリークリスマス」、「月刊イメージフォーラム」1983年4月増刊号「これでもまだ君は大島渚が好きか!?」

☆ダニエル・シュミット「『ラ・パロマ』の世界 駅のメロドラマ/虚構としての愛」(仏語、葉月よき子名義、フィルモグラフィ協力も)、『ラ・パロマ』シネ・ヴィヴァン劇場パンフレット、シネ・ヴィヴァン六本木、1984.12

☆マーガレット・フィッシャー「パフォーマンス・アートの時代に向けて」、「月刊イメージフォーラム」1984年5月号

☆ドナルド・リチー「柳町光男『火まつり』人間と自然のつながりの風化を寓話的な悲劇として描く最高作」、「月刊イメージフォーラム」1985年5月号

☆アラン・カープ「アルトマン的体験 アメリカ映画最後のモダニスト」(抄訳、品田陸名義)、「月刊イメージフォーラム」同上

☆フェリクス・ガタリ「愛のブラックホール効果 『善悪の彼岸』を語る」(仏語、抄訳・構成)、「月刊イメージフォーラム」1985年8月号

☆ドミニク・ノゲーズ「カンヌ映画祭の間も<映画>は続く」(仏語、訳者無記名)、「月刊イメージフォーラム」1985年8月号

☆ネストール・アルメンドロス「『海辺のポーリーヌ』の撮影」(仏語)、同上

☆「ヴェンダース映画のキャメラ ロビー・ミュラーとアンリ・アルカンのインタビューから」『パリ、テキサス』『ことの次第』(訳者無記名)「月刊イメージフォーラム」1985年10月号「撮影=キャメラマンの仕事」特集

☆「パスカル・オジエ・インタビュー 幸運な星の下でのルイーズとの出会い」(仏語、葉月よき子名義)、『満月の夜』シネ・ヴィヴァン劇場パンフレット、シネセゾン、1987.1

☆ヴェルナー・ネケス(編構成デイヴィッド・S・レンフェルト)「コマとコマの間で何が起こっているか」、「月刊イメージフォーラム」1987年3月号&4月号

☆ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー「現代ドイツ映画の源泉」トマス・マウホ「分裂症的状況の克服」(ともに仏語からの翻訳と思われる)、『ヴェルナー・シュレーター映画祭』カタログ、アテネ・フランセ文化センター、1987.9

☆「ピエール・ブロンベルジェ・インタビュー ルノワールからゴダールまで」(仏語)、「月刊イメージフォーラム」1987年12月号

☆スコット・ナイグレン「ペーパー・スクリーン 日本の文脈の中のビデオアート」、「月刊イメージフォーラム」1988年2月号

☆「『デ・ジャ・ヴュ』それは誰の現実なのか? ダニエル・シュミット・インタビュー」(仏語、葉月よき子名義)、『デ・ジャ・ヴュ』シネセゾン劇場パンフレット、シネセゾン、1988.6

☆西嶋憲生構成「リプチンスキー伝説」(単なる翻訳ではなく複数の外国語資料から構成したもの)、「月刊イメージフォーラム」1988年7月号

☆「エリック・ロメールは語る 全ては語られてしまい、そして未だ何も語られていない」(仏語、葉月よき子名義)、『友だちの恋人』シネ・ヴィヴァン劇場パンフレット、シネセゾン、1988.7

☆エリック・ロメール「小説と映画のあいだ 「六つの教訓話」をめぐって」(葉月よき子名義)、『モード家の一夜』劇場パンフレット、ユーロスペース、1988.11

☆マイケル・オプレイ「禁欲主義から審美主義へ」ザ・イリューシヴ・サイン イギリス実験映像1977-87展、「月刊イメージフォーラム」1988年11月号

☆マイケル・スノウ「自作解説によるフィルモグラフィ」、「月刊イメージフォーラム」1989年2月号(同号のスノウ・インタビューのバイオ・フィルモグラフィ資料)

☆「カナル+(プリュス)インタビュー、番組表」(仏語、採録・翻訳)、「月刊イメージフォーラム」1989年12月号(テレビジョンとアート特集)

☆サイモン・ワトニー「思索の庭園 『ドラフツマンズ・コントラクト[英国式庭園殺人事件]』におけるランドスケープ」(翻訳監修)、「月刊イメージフォーラム」1990年2月号

☆フランソワ・デュペイロン・インタビュー、カトリーヌ・ドヌーヴ・インタビュー、ジェラール・ドパルデュー・インタビュー(仏語、抄訳・構成、葉月よき子名義)『夜のめぐり逢い』シネセゾン劇場パンフレット、1990.1

☆「8ミリ映画に関するオーバーシー・ヴォイス」(「危ない!8ミリ映画の存続」緊急特集、ドミニク・ノゲーズ(仏語)、スタン・ブラッケージ、スチュアート・シャーマンのメッセージ)、「月刊イメージフォーラム」1990年4月号

☆「映画・ファクトリー・スーパースター アンディ・ウォーホル映画をめぐる証言」(訳・構成=西嶋憲生)、「月刊イメージフォーラム」1990年5月号

☆ポール・ヴィリリオ「リプチンスキー現象」(仏語)、「ur」No.1ハイパー・アート特集、ペヨトル工房、1990

☆ジャン=ポール・ファルジエ「点、線、襞——ズビグニュー・リプチンスキーとゲイリー・ヒル」(仏語)、同上

☆トニー・レインズ「グリーナウェイの受難」、「月刊イメージフォーラム」1990年9月号

☆ドミニク・ノゲーズ・インタビュー「『超=記憶』を築きあげる」(仏語)、「月刊イメージフォーラム」1991年9月号

☆ジャン=イヴ・エスコフィエ・インタビュー「私が好きなのは映画の回りを散策すること」(仏語、聞き手・採録=西嶋憲生、通訳は土肥悦子)、「月刊イメージフォーラム」1992年4月号(レオス・カラックスの生還特集)

☆「マイケル・ナイマンは語る」(葉月よき子名義)、「月刊イメージフォーラム」1992年1月増刊号「グリーナウェイ」

☆パトリック・ボカノウスキー「光をめぐる考察」(仏語)、「月刊イメージフォーラム」1992年10月号→本ブログに再録

☆ジョナス・メカス「映像と精神の楽園について」、『太陽』1993年7月号(創刊30周年記念特集、世界の知性11人による特別寄稿)、平凡社

☆マイケル・オプレイ「スラップスティックとホラーの間で」、『ヤン・シュヴァンクマイエル 妄想の限りなき増殖』劇場パンフレット、ユーロスペース、1996.8

☆ヤン・シュヴァンクマイエル「『ファウスト』に生命を吹き込んだキャラクターたち」、同上

☆ピーター・ジダル「セントラル・リージョン」(マイケル・スノウ作品)、『イメージフォーラム・フェスティバル2013』カタログ、2013

 

*葉月よき子、品田陸という名義は「月刊イメージフォーラム」編集部時代(1984-85)にコラムや翻訳で同一誌面に同じ名前が並ばないよう使い分けていたものだが、最初に使ったのはシネセゾン関係と記憶する(主に翻訳で使用)。いずれも大島弓子の漫画『F式蘭丸』『水枕羽枕』の主人公名から。

 

<映画字幕>

★ホリス・フランプトン『ノスタルジア』(71)(80年代に中島崇氏の依頼で上映時ボイスオーバー用に翻訳、後に「月刊イメージフォーラム」1991年1月号に再録)

★ヴェルナー・ネケス『ユリシーズ』(82,長編)イメージフォーラム、1986

★ヴェルナー・ネケス『フィルム・ビフォー・フィルム』(85,長編/字幕監修)イメージフォーラム、1988(VHS/LD化)

★ピーター・ローズ『遠くを見れない男』(81)イメージフォーラム、1988

★ブラザーズ・クエイ『アナモルフォーシス』(91)(イメージフォーラムフェスティバル1992上映用の字幕翻訳)1992

★キース・グリフィス『アブストラクト・シネマ ビジュアル・ミュージックへの招待1930-1992』(93/字幕監修)ダゲレオ出版(VHSビデオ)1994

「アートドキュメンタリー映画祭」関係(1995-2002、ユーロスペース)

 ★『ボルタンスキーを探して』(アラン・フレシェール[フレッシャー]、90)VHS

 ★『ジャン=ピエール・レイノーの家 1969-1993』(ミシェール・ポルト、93) VHS

 ★『パナマレンコ』(クラウディオ・パツィエンツァ、97)VHS

 ★『エレクトロニック・スーパーハイウェイ:90年代のナムジュン・パイク』

  (ジャッド・ヤルカット、95)VHS

 ★『ケネス・アンガーのハリウッド・バビロン』(ナイジェル・フィンチ、91)