COVID-19 (新型肺炎)で海外へ行くとどんなリスクがあるか分からず、この3年新春は日本国内で過ごしている。2020年はサンチャゴ・デ・コンポステラで迎えた。もしエピデミックが1ヵ月だけ早かったら日本国内に戻ることができなかったかもしれない。


大聖堂


 3年間正月の日本の観光地の活気のなさを見てきた。21年店がそもそも開いていなかった。22年僅かに戻ってきたが、それでも人出は復活していなかった。今年23年やっと活気づいてきた。空港も新幹線の駅も多くの人が往き来している。


 自粛は3年も必要だったのだろうか。


 昨年、行政書士試験の勉強をした者としては、行政がその政策の決断をしたのは岸田内閣、岸田氏を指名したのは国会。その国会議員を選んだのは選挙権がある国民だ。その政策には一定の合理性があると思える。だが、釈然としない。


 難しいことだ。きっと答えなどない。新年ぐらいゆっくり休むことにしよう。避寒にちょうど良い、割安で人もまばらな冬の海辺のリゾートで。