生まれ故郷に近い地方に年末年始は長期滞在している。


「お前、クビになりそうで、再就職困難なのに、よくやるよ!」


と心が片隅でささやいている。しかし、心の大部分を占めるサタンは


「やれ! 突撃ィ!」


と焚きつける。私はバカなので突撃した。


 なぜ?を分析するような野暮なことはしない。唯そうしたいだけ。


 年の前半、社会保険労務士の事務指定講習を受けた。この時は、特定社会保険労務士を目指すつもりで、2022年に社労士登録をしようとしていた。ところが、日程的にそれができないことが途中で分かってしまった。

 年の後半、行政書士試験の勉強に没頭していた。予備校のデータを使った自己採点では合格しているようだ。

 そして10月を迎える。勤務先から退職勧奨を受けた。経営のために役立つようとしていたが、自分を守るために社会保険労務士の知識を活用するとは、予想だにしていなかった。


 骨休め。インスピレーションを働かすためにも、こういう滞在は許されるだろうし、個人な人生観からも実行する。




紫に煙る夜明け♪ 

歌詞(c) Junko Yagami


 故郷にといっても親の家に泊まらない。出て永い。孫がいる系統には勝てない。核家族の一族郎党で会食して、未成年者にお年玉をあげる。特定少年がひねれるがやむを得ない。