11月13日行政書士試験を受けた。その夜3予備校の解答速報で自己採点。択一式だけで180点を超えていた。翌14日TACで『事業再生士補』の講座を申込んだ。法律科目には、民法、会社法、破産法、民事再生法、会社更生法がある。これを学びたかった。学生時代の専攻のひとつで倒産法だった。令和時代に知識を更新したかった。

 片道通勤時間が1時間45分。1回約2時間30分の講義はちょうど良い。経営5講座、財務が8、法律が8の合計21講座。行政書士講座のペースについていった者として、1ヶ月でまず軽く1周した。民法は、時効、担保物権、連帯債務、保証、相殺、絶体効・相対効が応用できた。行政書士の民法をやり切ったなら、事業再生士補のは物足らない。また、会社法では、組織再編を詳しく学び、株式、機関も知っておかなければならない。特別清算というマニアックな項目は重要だ。

 破産法、民事再生法、会社更生法は新たな科目である。これら法的倒産のほか、私的整理を詳しく学ぶ。再生できる場合は、会社法で学んだ、優先株式など普通株以外の株式が使われ、事業譲渡や会社分割が用いられる。


 予備校の講座を買うとは贅沢という考えの人がいるだろう。短期間での合格と高い授業料とはトレードオフだ。そこで、各種割引を利用しつつ、時間を効率的に使い、必ず講座に付いていき、本試験に臨む。たとえば、TACの株価は200円程度で単元株は100株で、約20,000円で買える(令和4年12月12日現在)。株主優待が10%で年2回発行され、なぜかTACの多くの割引と併用可能だ。