いばらき自民党の村上典男であります。

令和2年6月定例県議会が閉会しました。

 

今議会に提案された議題や請願・陳情などについて、土曜日を返上して議会を開くなど
多くの時間をかけ議論してまいりました。

 

特に「東海第二原発再稼働の是非を問う県民投票条例の制定」

についていばらき自民党では

様々な角度の参考人から意見を聞く政調会を、4回にわたって開き議論を交わしました。

 

更に委員会は総務企画委員会と防災環境産業委員会との合同で行う連合審査会を開催し、茨城大学人文社会科学部教授の古屋等先生・資源エネルギー庁の統括調整官の覺道氏、原子力規制庁の安全規制管理官3名、
東海村長の山田村長、請求代表者の鵜沢氏ほか2名を参考人として招聘し、

それぞれの意見に対して各委員から質疑を行ってまいりました。

委員会では賛成者少数で否決、23日の本会議においても賛成者少数で否決となりました。

しかし、今回の「東海第二原発の再稼働の是非を問う」さらにその手法として「県民投票を行う」という問題に対して、国や県、市町村に至るまで

余りにも議論がされずに来ていたのでは無いか!県民に対して情報提供が少なすぎたのではないか!という疑問が残りました。

エネルギー問題は国の政策として地方議会に上がってくる機会が少なかったことは事実でありますが、

今回の県民投票でその是非を問うという大きな問題を突き付けられ、市町村を含め県議会や国会でも問題提起を受けたと考えています

県民の生命や財産を守りながら、生活に欠かせないエネルギーをどのように確保していくのか!。

今回署名された9万人近い県民の意思を尊重しつつ、

故郷の安全と県民の生活の安定を図っていくことが使命であると考え、これからも活動してまいります。