2020年5月14日、茨城県では武漢ウイルスに対する、緊急事態宣言が解除されました。

 

休業要請を独自の基準で緩和する4段階の措置を決め、

5月8日から飲食店の時短営業や大学、商業施設への休業要請を解除することを発表しました。

 

大井川知事は「県民の努力の結果、感染は急速に収まってきた」

と言われ、最も厳しい対応を求めるステージ4から3に以降して、緩和することを明言されました。

 

休業要請が解除されるのは、集会場や商業施設、大学や学習塾、それに、スポーツ・遊技施設のうち、ボウリング場や柔剣道場、屋外の運動施設と遊園地、劇場や映画館、プラネタリウム、このほか遊興施設のうちネットカフェや漫画喫茶です。

 

一方休業要請が継続されるのは、ライブハウスやカラオケボックス、遊興施設やスポーツクラブ、パチンコ店など19の業種に絞ります。

 

小中学校や県立学校については、週1日から2日の分散登校は認めるものの、

引き続き休校を求めます。

 

市民・県民・国民の皆様、この武漢ウイルスが世界中に蔓延し、人と人との絆や信頼関係・接客などの商売の在り方・仕事のやり方など全てが大きく変わってしまいました。

 

強い者と弱いもの、若い人と年配の人、金持ちとそうでない者など、全てが同じリスクに陥っています。

 

今最も大きな懸念材料は、経済恐慌を恐れるあまりに緊急事態宣言を解除し、

第二波、第三波に襲われることであります。

 

102年前のスペイン風邪は、今回と同じように春先に発生し、7月に第二波、10月に第三波が発生し全人口18億人の実に3~5%の約5000万人から1億人が亡くなられたと言われています。

 

今大事なことは、国民一人一人が緊急事態宣言が解除されたことを喜ぶことは理解しつつも、リスクから解放されたのではないことを十分に理解しなければならないと思います。

 

全国の皆さん、雨は必ず止むし、必ず夜は明けます。

この困難を乗り越えた先には必ず、新しい世界の始まりの芽吹きが見えるはずです。

 

 

 

「挫けず,腐らず、前向きに、今日も元気に頑張りましょう」