メーワール王国の首都として16世紀から栄えたウダイプル。歴代の王が居を構えた宮殿は、間口200メートル高さ30メートル超の巨大建造物である。
シティパレス博物館は観光客に一般公開されている。朝9時から夕方5時までの営業で、メーワール王国の歴史を知ることができる。
見どころは孔雀広場。孔雀のモザイクが特徴的で、床の碁盤の目状のデザインはイギリス植民地時代に追加されたもの。約450年に及ぶ増改築では、改築時期によって様々な様式や技術が取られている。
このクリスタルもシティパレスの見どころの一つ。メーワール王国は自身の権力を示すため、色ガラスや鏡を多く使って様々なイリュージョンを作り出すのが特徴。

見どころが多いシティパレスは、早足で回っても2時間程度かかる。結局、私はウダイプル滞在中、同宮殿を2回も訪れた。入場料は500円程度なので、時間が許せば、複数回訪れたい場所である。