艶がな毎日(*´ω`*)

艶がな毎日(*´ω`*)

大好きな総司さんのイベ記録。


Amebaでブログを始めよう!
とても久しぶりに総司さんに会いたくなって
アプリを検索しようとしたら...
艶が〜るはサービス終了していたのですね。
悲しい(´;ω;`)

でも最後に記事書いたのが2013年?!
そんなに長い間離れていたのだから仕方ないですね。
ごめんなさい、総司さん...。

終了したのならもう過去記事のネタバレは気にしなくていいんでしょうか。


総司さん...逢いたいなぁ(´・ω・`)
http://ameblo.jp/tsuyagirl-official/entry-11717585964.html



待っていました、この時を~~~~っ(´;▽;`)ドキドキ



もうね、絶対に課金出来なくなっちゃって
最近ではイベで総司さんに会うのも運が良ければ・・・
って感じになっているけど

ずーっとずーっと待ってたの、結エンド(゚ーÅ)


さっき、スタッフブログに気が付いて
早速第一話を読んでキタ━。


もう何度も何度も読んでいる第一話なのに




涙目で心臓バックバクラブラブラブラブ ←バカ




嬉しくって胸苦しくって
今夜は眠れそうにありまてん(´;ω;`)ラブラブ ←アホ






もしかしたらエンド見るまでサーガもモグもファミも
何も手につかないかも(;´Д`)ラブラブク、クルシイ...救心オクレ...
記事タイトル: シナリオの転載について▼
http://ameblo.jp/tsuyagirl-official/entry-11342791621.html


ってことで

一部だけでも、アレンジしてもダメみたいですね(´・ω・`)

余裕が出来たら、まだの分もUPしようと思っておりましたが
非公開で書くことになりそうです(;^_^A



ちなみに!


私は総司さんのイベントを全部読んでいますが
前みたいに課金していません。

サブアカウントを作り、メイン含めて8人で
毎回初回ガチャを回しています。

一人くらいは総司さんのアイテムをGETしてくれます( ´艸`)
(今回の菊イベは3人♪)

もし初回で出なくても、ログスタで溜めたチケットでなんとかなります。

8人全員、全滅したら?

またサブ作ります(笑)

フリーメールを取得すればいくらでもサブは増やせるので
アイテムGETするまで作り続ければOK。(面倒だけど)

最初からこうすればよかった・・・
20回も課金してガチャ回してガックリ疲れたりするよりはずーっといいです♪

ここがわりと取得が簡単なフリメ♪
http://www.inter7.jp/


一応、過去記事はこのままにしておこうと思ってますが
危ないのかな・・・?(;´▽`A``

ブログごと消されたら泣くw



思い浮かべていたその人、沖田さんの姿が見えた。
彼もこちらに気付くと、私の名を呼んで駆け寄ってくる。


沖「○○さん!
  すみませんね、お話中でしたか」←笑顔

客「いえ・・・」


沖田さんがお客さんにチラリと目を向けて言うと
少し慌てて私の手を離してくれた。
ほっとしている私へ、沖田さんが尋ねてくる。


沖「○○さん、それで日取りはどうしますか?」

主「え」

沖「ほら、紅葉狩りの」

主「!そ、そうでした!その為に来ていただいたんですよね」

客「ああ、先約があったんですかいな」

沖「ええ、貴方も○○さんを紅葉狩りに?」

客「知らずにすんまへん」

主「いえ!私もすぐに言わなくてごめんなさい」

沖「○○さんは綺麗な人ですから。見た目だけじゃなくて気持ちも。
  だからこうやって・・・」 ←笑顔


沖田さんがそっと私の手を握った。


沖「島原から連れ出して綺麗な人に綺麗なものを
  見せたいって思うのはよくわかります。←笑顔
  だけど、すみません。その役目は私がもらってしまいました」


2人してお客さんに頭を下げる。
お客さんは苦笑いしながら去っていった。


沖「・・・悪いこと、したかな」

主「そんな!沖田さんは悪くないです。
  私が困っていたから助けてくださったんですよね?
  自分で断われなかった私がいけないんです」

沖「だけど、あんな風に言うことなかった。 ←寂しげな顔
  別の用事があるって言えばよかったのに
  わざわざ紅葉狩りに行くだなんて。
  ・・・あの人が手を握っていたから
  少しむきになってしまったのかもしれません」←照れ顔


繋がったまま、ほんの少し力がこもる指先に
ドキドキしながら期待をしてしまう。


沖「○○さん、良かったら本当に行きませんか、紅葉狩り」

主「はい・・・」


きゅぅん。
まるで心を優しく抱きしめられたように感じて
私は頬を染めて頷く。
沖田さんも照れた顔で息をついた。


沖「よかった。みっともない真似をした甲斐があった」←照れ顔

主「みっともない?」

沖「武士は走るものじゃないって、近藤さんや土方さんに言われてるのに。
  本当は、今日ここに来たのは貴女を紅葉狩りに誘うためだったんです。
  それなのに先客がいたから、貴女の隣を取られたくなくて 
  思わず駆け出してしまいました」←照れ顔

主「すごく嬉しいです」


赤くなっている彼が可愛くて
私はクスクスと笑いながらそう答えた。



**



数日後、私と沖田さんは近くの山へ来ていた。
紅葉に囲まれた場所へ出る。


主「すごい綺麗!」

沖「本当だ」


沖田さんがしゃがんで腕いっぱに落ち葉を抱え
宙に投げた。
赤やオレンジや黄色が陽射しの中で鮮やかに舞う。
それに見惚れている私を見つめて、沖田さんが目を細めた。


沖「浮世絵を見ているような気分になります。すごく綺麗だ」←笑顔

主「そんな・・・沖田さんこそ。
  沖田さんの絵が売られていたらきっと大人気ですよ。
  私も買っちゃいます」

沖「やめてくださいよ、恥ずかしいな」←照れ顔


そうやって恥ずかしがる仕草までとても綺麗だと思った。
その時、遠くの木の陰に動くものが見えた。


主「あ!」

沖「え? ・・・鹿だ!」←笑顔


可愛い仔鹿がちょこんと顔を出している。


主「すごい!バンビの本物を初めてみました!」

沖「ばんび・・・?」

主「こっち来ないかな~」

沖「私はね、何度か見たことあるんですよ。
  コツを教えてあげます。←笑顔
  まず、じっとして、それで目を合わせちゃいけないんです。
  仔鹿は好奇心旺盛だから、きっと・・・」


沖田さんに言われたように、しゃがんで知らんぷりをして
ドキドキしながら待った。
近付いてくる気配を感じて、嬉しさに頬が緩んでしまう。


主「・・・っ!」


側まで来た仔鹿がチョンと袖に触れて、たまらず視線を向ける。
仔鹿は逃げなかった。


主(・・・・か、かわいい・・・・・!!)


そっと手を伸ばして撫でるとつぶらな黒い瞳が瞬く。
満面の笑みで沖田さんを振り返った。


主「沖田さん、ありがとうございます!すごく可愛い・・・」

沖「ええ、本当に。やっぱり絵にしたいくらいだ」←照れ顔



**


それから暫くは仔鹿を撫でたり、一緒に駆け回って
子供みたいに、沖田さんと一緒にはしゃいだ。

疲れて紅葉のじゅうたんに座り込んだ時、
沖田さんが空を見上げて呟いた。


沖「ああ、もう夕方になってしまいましたね」

主「本当に、もうこんな時間・・・」


帰らなくちゃ、と思った時、仔鹿が耳を立て、駆け出した。
その先にいるのは母鹿らしい。


沖「親が迎えに来たみたいだ」


沖田さんがニッコリ笑って「じゃあね」と手を振る。


沖「○○さん、私達もそろそろ戻りましょうか」←笑顔

主「・・・・・」

沖「・・・○○さん?」

主「・・・あっ、すみません。そうですよね、帰らないと・・・」


笑顔を作って歩き出そうとした私の手に、彼の指がそっと絡められた。
ドキドキとしながら彼を見返すと、沖田さんはクスリと笑った。


沖「・・・私は、どこにも行きませんよ。
  ずっとこうして、貴女の傍にいますから」←笑顔

主「沖田さんはすごいです。
  私の言いたいことを何でもわかってくれて」

沖「貴女のことだから、わかりたいんです。←笑顔
  笑った目も、怒った口元も、寂しそうにしている背中も
  全部綺麗だ。だから見惚れてしまうんです。←照れ顔
  見つめて、それがどういう意味か、わかりたいって思う。
  貴女が飲み込んだ願いも全て、わかってあげたいって思う」


沖田さんの指先に、手の甲を優しく撫でられてうっとりとしてしまう。


沖「だから本当は・・・ずっとずっとこの手を離したくない。
  ○○さんも、そうしてほしいでしょう?」


少し意地悪っぽい質問に、真っ赤になって頷くと
沖田さんはとても嬉しそうな笑顔になって繋いだ手を大きく振った。


沖「可愛いな」


彼のそんな短い呟きが、すごく幸せ。


沖「屯所に連れて帰ってしまいたいところだけど。←笑顔
  だけどそれじゃ、他の隊士がいるし。
  いつか私が自分の家を持ったら、その時こそ
  貴女を連れて帰ろうかな」

主「それって、プロポ・・・」

沖「なんですか?」

主「・・・い、いえっ」


言えばきっと伝わってしまう。
だけどその言葉は、もっと大切に取っておいてほしいかも。


主「・・・あの、楽しみにしておこうかなって」

沖「ええ、楽しみにしていてください」←笑顔


見惚れる程の綺麗な笑顔の彼に、また頷いて
私達は手を繋いだまま、山を下りていった。


(完)






「そうしてほしいでしょう?」



キャー━━━━(///∇//)━━━━!! ドキドキドキドキドキドキ



ソフトS王子?w


どこまでも私好みな総司さん・・・(〃 ̄ー ̄〃)


こんなイベならドンドン復刻してほし。

沖田さんと2人で、水鉄砲に水を入れる。
目が合うと互いに微笑み合って
川面はキラキラと輝いて
全てが眩しい。
心が弾んでいく。


沖「それにしても、懐かしいな」

主「小さい頃は水鉄砲でよく遊んでいたんですか?」

沖「ええ、よく・・・というほどではないかもしれませんが
  試衛館に入門してからは剣術に夢中になってしまって。
  最後は十歳くらいだったかな。水稽古の時にこっそり持っていって
  悪戯して怒られた時だと思います」←笑顔


沖田さんは試衛館(近藤さんの道場)で塾頭を務めた腕前だと聞いている。
隊士の人に稽古をつける時は鬼の副長よりよっぽど厳しいのだとか。
にこやかで、少年のように水鉄砲を抱えている沖田さんからは想像できないけれど。


沖「だから、楽しみだったんですよ。←笑顔
  でも実はそれ以上に○○さんの笑顔を見たかったというのもありますが」

主「えっ」

沖「な、なんでもありません!」←照れ顔


ビシャ!


沖田さんの水鉄砲から発射された水が顔にかかった。


主「きゃ!」

沖「あ・・・!大丈夫ですか!?」←驚いた顔

主「だ、だいじょうぶです」

沖「すみません。まだ撃つつもりはなかったんですが慌ててしまって」←困った顔

主「水鉄砲は撃つものですよ」

沖「でも・・・。・・・!?」


今度は私の水鉄砲から水が飛んで、沖田さんの着物がびしょ濡れになる。
 

主「ふふ。油断大敵ですよ」

沖「やりましたね!では私も・・・。←笑顔
  わっ!」


今度は沖田さんの顔めがけて水を撃ち込むと
水に濡れたカワセミみたいに彼がプルプルと首を振った。
そのしぐさがとても可愛い。


沖「なかなかの腕前・・・もう容赦はしませんよ」

主「望むところです」


戦いは沖田さんのほうが水の補充が早くて
私は攻撃されっぱなしだった。


主「沖田さんずるいです!」

沖「戦いに卑怯もなにもありません。あっ!」


また沖田さんの顔面に水を命中させた。
そうして遊んでいるうちに、沖田さんの目がキラリと光った。


沖「こうなったら私も本気を出します」

主「ええ!?今までは本気じゃなかったんですか!?」

沖「ふふ」←笑顔


不敵な笑みを浮かべる沖田さんに、このままでは追いつかないと思った私は
水鉄砲を岸に置いて、手で直接水をかけ始めた。
そして沖田さんも。

ばしゃばしゃと大きな水音を立て、私たちのはしゃぐ声が響く。
夢中になって水をかけ合った。




主「・・・はあ・・・はあ・・・」

沖「疲れましたか?」

主「少しだけ」

沖「あまりに楽しくて、私も夢中になってしまいました。
  すっかりびしょ濡れですね」←笑顔

主「私もです。楽しくて・・・」


自分の濡れた着物に視線を落として・・・叫びそうになった。
着物がピッタリとくっついて、身体の線が丸見えになっていたのだ。


主(私ったら、こんな格好・・・!!!)


慌てて腕で胸元を隠すようにすると
沖田さんは一瞬不思議そうな顔をして、
すぐにその理由に気付き、視線を逸らした。


主(直接見えてるわけじゃないけど・・・だけど!)


うろたえて岸に戻ろうと走り出した私は
水の中でバランスを崩して倒れそうになった。


主「きゃ!」
沖「危ないっ!」←驚いた顔


沖田さんの力強い手が私を支えた。


<びしょ濡れで主人公を抱きしめている沖田さんのスチル>


沖田さんの逞しい胸の中。
ぎゅっと抱きすくめられて鼓動が高まる。

沖田さんは私を離そうとしなかった。
私も沖田さんから離れようとはせず
心地良い腕にいつまでも抱きしめられていたかった。

戸惑いつつも、広い背中に手を回すと
彼の腕に力が入った。

互いのぬくもりを感じて、まるでひとつになったように感じてしまう。
いっそのことそうなればいいのに。
私にはもう沖田さんしかいないのだから。


沖「ケガはありませんか」

主「大丈夫です。沖田さんが助けてくださったから」

沖「良かった・・・貴女に何かあったら、私は・・・」

主「大袈裟です」

沖「大袈裟ではありません。転んで頭でも打ったらどうするんですか」

主「それはそうですけど」

沖「私は貴女が大切なんです。誰よりも」


彼が心から私を心配して、大切に思ってくれているのが伝わって
私の胸にも切なさがこみ上げる。
どう伝えたらいいだろう。
私も同じように彼が心配で・・・そして


主「・・・大好き、です」

沖「えっ・・・」


呟いた言葉に沖田さんは初めは驚いて
それから、私の頭を優しく撫でてくれた。


沖「私もです」


少しだけ身体を離して、彼は私の頬に手を添えた。
熱い唇が重なる。


沖「ずっとずっと、貴女を見つめていたい。
  朝も昼も夜も・・・ずっと、片時も離れず」

主「私もです・・・ずっと沖田さんの傍にいたい」

沖「笑う顔も拗ねた顔も泣いた顔も、全部独り占めしたい」

主「もう沖田さんのものです・・・私の全部は沖田さんの・・・」


言い終える前にまた沖田さんの吐息が近付いて
私たちは絡まり合うような口付けを交わした。



**



沖「そろそろ帰らなくちゃいけませんね・・・
  でも、また来ましょう」

主「はい」

沖「また、ふたりきりで」←笑顔

主「・・・はい」


強く繋がれた手が熱い。
夕暮れの涼しげな風に吹かれていても
私の火照りは収まりそうになかった。


(三幕完)






珍しくちょっとアダルトな二人ですなー(///∇//)カラマリカラマリ~
妄想が広がります(/ω\)

他ゲームでちょっと嫌な事があって
昨夜からストレス胃痛で辛いのだけど・・・ ←愚痴
やっぱり総司さんは素敵(〃∇〃)

素敵すぎてなんか泣きそう(´;ω;`)

仕事もね、入院しちゃった人がいてキツイんだけど・・・ ←愚痴
10月まで、がんばる。

最近更新してなくて、ぐるっぽにもずっと書き込みしてないのに
どうしてか「ぐるから」と来てくださる方がチラホラ・・・
すごく不思議なんだけど、ありがとうございますm(..)m

全然更新してないのにペタくれたり
艶で挨拶してくれたりする皆さん ←最近本編読んでない

あと、いつも心配してくださるガレットさん
全然絡めなくってゴメンナサイ(TωT)


ほんとにありがとう(´;ω;`)


数日後・・・
暑さの厳しい日。
置屋の掃除を済ませた私は誰もいない玄関に座り込んでいた。

今日はお稽古もないから、夕方までは自由時間がある。

・・・考え事をしながら、ふと外を見やった時
たった今、水遊びに誘ってみたいと考えていたその人の姿があった。


沖「こんにちは、○○さん」←笑顔

主「・・・沖田さん・・・!こ、こんにちは、どうしたんですか?」

沖「急にすみません。他の方から声をかけられる前にと思って・・・。
  その、○○さんのご都合がよろしければなんですが
  今日は私と川に遊びに行きませんか?」

主「えっ!」


私がそうしたいと考えていたことを、まさか彼から誘ってくれるなんて。


沖「・・・ああ、すみません。急な話で。
  藍屋さんと先ほどすれ違ったので外出の許可は貰ったのですが。
  何か用事がおありでしたら・・・」 ←寂しそうな顔

主「いえっ!そんなことは!ちょっと驚いただけで・・・あの、
  すごく嬉しいです!是非、ご一緒したいです!」

沖「本当に?」

主「本当です!」

沖「安心しました。誰かに先を越されなくて」←笑顔


心底嬉しそうな沖田さんの笑顔を見て、胸がキュンとなる。
照れ隠しに話題を変えた。


主「・・・と、ところで、その風呂敷包みは何ですか?」

沖「これは・・・いえ、まだ内緒です」←笑顔


沖田さんが人差し指を唇に当てて悪戯っぽく笑う。


主「気になるなあ・・・。後で教えてもらえるんですよね?」

沖「ええ、向こうに着いたら」


「出発しましょう」というように、沖田さんが差し出した手を握りかけて
ふと思った。


主「・・・でも、沖田さん、お疲れじゃないですか?
  毎日お仕事があって、暑い中見回りなんかもされているのに
  遠出したら余計に疲れてしまうのでは・・・」

沖「あはは、お気遣いありがとうございます。 ←笑顔
  でも大丈夫ですよ。これでも普段から鍛えていますからね。
  川遊びなんてご褒美みたいなものです。
  それに、もし疲れていたとしても
  ○○さんが楽しそうにしていらっしゃるのを見れば
  私はあっという間に元気に・・・」

主「え?」

沖「あ・・・いえ、なんでも! ←驚いた顔
  で、では行きましょうか、○○さん」←笑顔



**


(美しい川の背景)


主「綺麗・・・!」

沖「私のとっておきの場所ですよ。
  いつか貴女を連れてきたくて」←笑顔

主「私を?」

沖「え、ええ。せっかく綺麗な場所なら女性と来たいでしょう」←照れ顔

主「女性・・・そうですね」

沖「・・・!い、いえ、誤解しないでくださいね ←驚いた顔
  私は決して他の女性と来たいとは思ってないんです。
  ○○さんだから、一緒に・・・」

主「・・・・・はい」


沖田さんの一生懸命な言葉がなんだか可愛くて思わず笑みがこみあげる。


沖「と、とにかく、私は貴女が喜んでくださればそれでいいんです」←照れ顔


はにかんだ沖田さんが草履を脱いで清流へ駆けていった。


沖「あ、ほら、冷たくていい気持ちですよ。○○さんも。おいで」←笑顔

主「はいっ」


彼に手招きされて、私も草履を脱いで川へ入る。


主「わあ、冷たい」

沖「ふふっ、大丈夫ですか?」←笑顔

主「はい。でも気持ちいいですね」

沖「でしょう?流れが緩やかで木陰がありますからこっちにどうぞ」


沖田さんについていくと、途中で木の枝に青い羽根の小鳥を見つけた。


主「可愛い!」

沖「カワセミですね」

主「へえ・・・。あっ、飛んだ!エサでも探してるのかな?かわいい~。
  あっ!今度は石に止まった!」

沖「・・・・・」←笑顔


可愛いを連発しながら、沖田さんを振り返ると
彼はカワセミではなく、私をじっと見つめていた。
黙ってたたずむ彼の姿は木漏れ日とせせらぎの中でとても綺麗で
一人で騒いでいた自分が急に恥ずかしくなった。


主「・・・あ・・・すみません・・・子供みたいに、はしゃぎすぎで」

沖「え・・・!そんなことはありませんよ ←驚いた顔
  ・・・いや、実は、ですね。その、カワセミどころではなくて・・・」←困った顔
  
主「どうかされましたか?具合が悪くなったとか」

沖「いえ、そうではないのですが・・・」←困った顔

主「沖田さん・・・?
  私のことなら気にしないでください。何だったらもう帰っても・・・」

沖「違うんですよ。笑わないでくださいね。
  貴女があまりにも可愛いらしくて、その・・・カワセミどころではなくて。
  私はすっかり○○さんに見惚れてしまっていたんです。
  私の目には貴女しか・・・。すみません。私の勝手な話で」←照れ顔

主「そ、そんなこと!嬉しいです・・・とても」

沖「・・・なら、良かった。ぼうっと見惚れていたなんて
  情けないから、どう誤魔化そうかと思いましたけど・・・」←笑顔


冗談めかして言う彼の笑顔に胸が高鳴る。
夏の陽射しに何もかもが輝いているけど
私にとって一番輝いているのは沖田さん。
眩しい太陽のような人。


沖「・・・それに、子供っぽいのはきっと私の方ですよ」


沖田さんは川岸に置いていた風呂敷包みを開いた。


主「それは、内緒って言ってた・・・」

沖「ええ、別に隠すほどのものでもなかったんですけど」


それは竹の筒のようなものだった。


主「水鉄砲?」

沖「そうです」←笑顔


二つの水鉄砲のうち、一つには可愛い花の絵が描いてあって
沖田さんはそれを渡してくれた。


沖「どうぞ、○○さんの分も用意してきたんですよ」←笑顔

主「ありがとうございます!・・・作ってくださったんですか?」

沖「あっ、いえ、その。 ←驚いた顔
  ・・・呆れましたか?はしゃぎすぎだって」←照れ顔

主「いいえ、ちっとも」

沖「はは・・・良かった。今日はこれで遊びましょう」←笑顔



(二幕終)

 




総司さんの「おいで」キタ━━゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚━━ ッ ! ! !

'`ァ,、ァ(*´Д`*)'`ァ,、ァドキドキ


前イベ2つ・・・
ひとつは悲しくて、もう読みたくなくて
ひとつはなんだか盛り上がりに欠けて
イベ記録オサボリ。

今回は恥ずかしいくらいコッテリ甘々で
良かった(*´ω`*)


沖田さんが屯所に戻ってから1時間半。
待っている間に帯や髪飾りを変えてみた。


禿「○○はん、沖田はんがいらしてますえ」

主「ありがとう!すぐに行くよ。
  ねえ、小物を少し変えてみたんだけど、どうかな?」

禿「わあ、すごく綺麗どす! ねえ?」

沖「・・・え、ええ、とても似合っていると思います」←照れ顔

主「・・・!」


思わず、開いたふすまをまた閉じかけてしまった。
顔を赤くしている私に、禿の子が慌てる。


禿「わ、わて、何かしてしまいましたやろか」

主「・・・ううん、大丈夫だよ。
  でも次から、お客さんは下で待っててもらうようにするといいかな」

禿「あ・・・」

沖「私も途中で気付けばよかったんです、すみません」

禿「すんまへん、わて、ようわからんで」


沖田さんを部屋へ招き入れ、禿の子を下へ送った。


禿「ほんにすんまへん、姐さん」

主「いいの。
  あのお兄さんに似合ってるって言ってもらえて嬉しかったから」



部屋へ戻ると、沖田さんがサラリと髪を揺らして振り返った。
・・・いきなりじゃなくても緊張するかもしれない。
こんな遅い時間に男の人が・・・大好きな彼が私の部屋にいるんだから。

気恥ずかしい沈黙の後、沖田さんがコホンと咳払いをする。


沖「ただいま、戻りました」←照れ顔

主「おかえりなさい・・・意外と早かったですね!
  おつねさん達は大丈夫でしたか?」

沖「はい。・・・なんだか、不思議でした」

主「?」

沖「あの後、おつねさんがお雪さんに会いたいと言い出して
  土方さんが呼んでこられたんです。
  もっと口論になるかと思ったんですが、二人は少しだけ話をして
  ただ何もなく終わったんです。それが何だか・・・」

主「納得できませんでした?」

沖「いえ・・・」

主「・・・すごいなあ、って?」

沖「ああ・・・そうですね、ええ、そっちの方が近いかもしれません」←笑顔
  

なんとなくわかる気がした。
妾を持つのが珍しくない、恋愛結婚が珍しい時代。
だけどいつの時代だって、女の人から感情がなくなったわけじゃない。
自分だけを見てほしい、好きでいてほしい、そんな嫉妬もあったと思う。
そしてそれ以上に、大切な人が幸せになるにはどんな選択をすべきか
悩んだんじゃないかなと思う。

私が勝手に勘違いして嫉妬したことを、彼女たちが知っても
静かに笑うだけなのだろう。

泣いて、沖田さんを困らせて・・・私は子供だ。


沖「・・・○○さん」


握りしめていた手をふわりと包まれ、驚いて見上げると
沖田さんの優しい眼差しがあった。


沖「私がこんなことを言うと、青二才が何をと、
  みんなに笑われてしまうかもしれませんが・・・
  色んな形があると思うんです。
  人を好きになって、好きでいることは」

主「はい」

沖「だから、私たちの恋の約束事を決めましょう」←笑顔
  

指切りをして、彼が囁いた。


沖「貴女だけです。私が好きなのは、貴女だけです。
  絶対にありえないことではありますけど
  もし私が○○さん以外の女の人によそ見をしたら怒っていいんです。
  たとえこの国中の人が許しても、神様がいいとおっしゃっても
  貴女は怒ってください。この人は自分の恋人だって。自分だけのものだって。
  それでいいんです。そうしてほしい」 ←笑顔


絡んだ小指を、あやすように揺らす。
彼の深く優しい思いやりを感じて、瞼が熱くなった。


主「・・・怒ります」

沖「ええ」

主「たくさん泣いて、沖田さんは私だけのものって言います」

沖「はい」←笑顔


沖田さんは涙目になった私を抱き寄せて、そっと背中を撫でてくれる。


沖「すみませんでした。お待たせしてしまって。
  今からは貴女のためだけに時間を使えますから。
  天の川を見に行きましょう」



**



沖「○○さん、ほら、川に星が映ってますよ。
  綺麗だな・・・まるで天の川が降りてきたみたいだ」

主「そうですね・・・」


返事をしながら、私はずっと沖田さんに見惚れていた。
そんな私に、彼が笑顔で振り返り、手を引き寄せる。


<主人公と繋いだ手を引き寄せて微笑む沖田さんのスチル>


私が作った浴衣を着てくれた沖田さんは月明かりの下でとても綺麗だった。


沖「ねえ、○○さん。この浴衣の事、私だけの秘密にしてもいいですか。
  あんまり気に入ったから、自分で買ってきた浴衣だって
  他の人には嘘をついてもいいですか」

主「・・・? はい、それは構いませんけど」

沖「よかった。この浴衣だけじゃなくて、貴女の想いも
  私だけのものにしたかったんです。
  それに、これも・・・」


沖田さんが懐から取り出した短冊が、風に揺れる。
沖田さんを独り占めしたいと書いた、私の短冊。


主「・・・! どうして持ってるんですか!かっ、返して・・・」

沖「やっぱり、いけませんか。御守りにしたかったんですが」

主「・・・沖田さんのも教えてくれるなら、いいです」

沖「私の?」

主「八木さんのお宅にはお子さんがいらっしゃるし
  沖田さんも一緒に短冊を飾られたんじゃないですか?
  そこに何を書いたか、教えてくれるなら・・・」


沖田さんが空を見上げて、小さな声で答えてくれる。


沖「・・・これからの、貴女の幸せを」

主「私の?私が幸せになるようにって願ってくださったんですか?
  私なんて、自分の願望しか書いてないのに・・・
  すみません、沖田さん」


自分の願い事が情けなく感じてしゅんとしていると
沖田さんは照れ笑いをして、私の耳元へ甘い口付けを落としていった。


沖「私の願いだって、わがままですよ。
  ○○さんを・・・他の誰でもない、私の手で
  これからも幸せにできますようにと祈ったんですから」



(三幕完)




やっと読めた(〃∇〃)


『今日は揚屋じゃなくて、外でお会いできませんか
 いい天気だからきっと星がよく見えますよ』


届けられた沖田さんからの逢状と伝言を見て
私は急いでお気に入りの浴衣に着替えた。


主(沖田さん・・・可愛いって言ってくれるかな)


約束の時間が近付いて胸を弾ませていた。
沖田さんへの贈り物の浴衣を包んだ風呂敷を持ち
鏡を見つめる。


主(何日か前に見た、あの小柄な女性・・・
  きっと何でもないよね)


あの女性が誰なのか知りたくないと言えば嘘になるけど
それでは彼を疑っているようで嫌だ。


主(・・・・今日はもうその話はやめよう。
  せっかく沖田さんが私と一緒に七夕を過ごしてくれるんだもの。
  余計なことは考えないで楽しもう)


そう決めた時、
禿の子から「沖田はんいう方が下に来てはります」と告げられた。


主「え?もう? ありがとう、すぐ行くね」


約束の時刻よりも早かったけれど、その時は何も気にせず
私は足取りも軽やかに階段を下りていった。


**


沖田さんは庭へ回り込んだ縁側で待っていてくれた。
笹飾りが頭上でサラサラと揺れている。



主「・・・え? 行けなくなった・・・?」

沖「ええ、すみません。ちょっと用事が出来てしまって
  私からお誘いしたのに本当に申し訳ないんですが」←残念顔

主「・・・いえ」


謝る沖田さんに首を振り、そのまま黙って、私は待った。
彼が、見回りの当番を押し付けられたんです、とか
騒動が起きて新撰組が出動しなければならないんです、とか
そんな言い訳をしてくれるのを。
だけど、沖田さんはそれ以上何も説明してくれなかった。

ふいに、嫌な想像が膨らんだ。


主「・・・あの・・・」

沖「はい」

主「今日出かけられないのは、あの女性が関係してるんですか?
  この前会った、小柄で、土方さんより少し年下くらいの・・・」


否定してほしかったのに、その期待はあっさりと裏切られた。


沖「どうしてご存知なんです? ←驚いた顔
  ま、まさか、噂にでもなっていましたか?」

主「そんな・・・そんなことはないんですけど、ただ、なんとなく」

沖「そうですか・・・。 ←残念顔
  でも確かに、あんなところを見られたら勘付かれても当然ですよね。
  あ、土方さんが『貴女一筋だ』って言ったのは、違うんです。←驚いた顔
  土方さんはああ見えて優しいから、関係が気まずくならないように
  誤魔化そうとしてくれてて・・・」

主「・・・わかってます」


頷いて、そのまま顔を上げられなくなった。
今から沖田さんは、あの人のところに行くんだ。


主「・・・沖田さん」

沖「はい」

主「あの人は・・・恋人なんですか?
  ただ好き合ってるだけじゃなくて、結納を済ませた・・・」

沖「そうですね。妻ですよ」


キッパリと言われて、頭が真っ白になった。
あの人が、彼の奥さん・・・
可愛いのに気品のある女性だった。
沖田さんも土方さんも彼女を必死に島原から遠ざけようとしていた。
あの女性も、島原に浮気相手がいるんじゃないかと勘付いていたようだ。

浮気相手・・・

目の前が潤んで歪んだ。
私は本気なのに。


主「・・・・ぅ・・・ぅ・・・」

沖「・・・○○さん?どうして泣いているんですか? ←驚いた顔
 何か悪い事を言いましたか?」

主「悪い事なんて・・・。この時代では仕方ないんですよね」

沖「え・・・?」←驚いた顔

主「奥さんがいてもお妾さんを何人も持ったり、それが普通なんでしょう」

沖「・・・ああ、同じ女性からしたら、やっぱり許せませんよね。←残念顔
  だけど、悪気があったわけじゃないんです。
  お雪さんのことだって、本当に大切にしてて・・・」

主「お雪さんっていうのが、あの人の名前なんですか」

沖「あ、ええと、お雪さんは大門から出てきた色白の人です。
  江戸から来られたご新造さんは、おつねさんって言いま・・・」

主「あの色っぽい人もお妾さんなんですか!?」

沖「えっ、ええ・・・」←驚いた顔

主(ご新造さんってことは、あの小柄な人が奥さんで
  あっちの色白の人は京都での恋人・・・)


2人とも、私なんかよりも百倍綺麗な人だった。
とても勝ち目なんか無い。
それでも沖田さんを諦められない切なさでまた涙が溢れる。


沖「優しい人ですね。おつねさんの気持ちを思って
  可哀想だと泣いていらっしゃるんでしょう」←寂しそうな顔

主「違います・・!」

沖「・・・違うんですか?」←残念顔


嘘がつけない人だから、こうして素直に話してくれたのだろう。
だけど、私の胸のモヤモヤは増すばかりだった。
沖田さんが私を大切にしてくれているのはわかっていた。
それでも、嫌だ。
他に女の人がいてもいいなんて、思えない。
私だけを見てほしい。

そう思ってしまう自分に自己嫌悪しながらも
私は本音を吐き出した。


主「・・・嫉妬してるんです。おつねさんにも、お雪さんにも。
  他にも親しい女性がいるなら、その人にもっ・・・」

沖「・・・え、・・・・ええっ!? ←驚いた顔
  そ、そんな、という事は・・・」

主「嫌な女だって思われても仕方ないです・・・でも・・・」

沖「○○さん・・・!」←驚いた顔

主「・・・私・・・」

沖「近藤先生がお好きなんですか!?」←驚いた顔
主「沖田さんが好きなんです!!」


・・・・・・・・・・。


噛み合っていない会話に、2人で首をかしげた。



        カァ    ←カラス(*゚∋゚)







主「ホントにスミマセン・・・!!!」

沖「いえ!私こそ言葉が足りずに勘違いさせてしまって」←驚いた顔


数分後、私は沖田さんに平謝りしていた。
彼が話していたのは全部本当の事だったけれど
おつねさんの夫は沖田さんではなくて、近藤さんだった。

おつねさんは明日の朝に江戸に戻る予定で
もうこれ以上騒動は起きないだろうと安心して
沖田さんは私に逢状を出してくれたらしい。
ところが、近藤さんのうっかり発言からお雪さんのことがバレて
また大騒ぎになってしまったのだ。

そんな中を沖田さんはわざわざ抜け出して
都合が悪くなったことを私に伝えに来てくれたのだった。


主「そ、そういうことでしたら、私のことは全然構いませんから・・・
  本当にすみませんでした・・・」

沖「そんなに謝らないでください。
  中途半端に誤魔化した私が悪・・・」


沖田さんが途中で言葉を止めた。
彼は頭上からヒラヒラ舞い落ちてきた紙を掴んで、じっと見ていた。
その紙には見覚えがある。


主「・・・それ・・・!」


こよりが切れて落ちてきてしまったのだ。
私の欲張りな願い事を書いた短冊が。


『少しだけでいいから、七夕の沖田さんを独り占めしたい』


沖「○○さん」

主「・・・はっ、はい・・・」


沖田さんは振り返って私の両肩に手を添えた。
嬉しそうに頬を緩めて私の顔を覗き込む。


沖「おつねさんを説得していて遅くなるかもしれないから
  今日はなしにしようかと思っていたんです。
  でも、やめました。
  待っていてくれませんか。 ←笑顔
  終わったらすぐに迎えに来ます。
  よそ見なんかしないで、真っ直ぐ貴女を」

主「・・・いいんですか?私、勝手に勘違いして迷惑を・・・」

沖「嬉しかったです。
  ○○さんも私と同じように思ってくれているとわかって。
  貴女が近藤さんを好きかもしれないと思った時、本当に困りました。←照れ顔
  今までで一番、困りました・・・」


沖田さんのうつむいた仕草に、ドキドキと見惚れる。


沖「妬いているんです。いつも。
  私だけが○○さんの特別でいたいから」←照れ顔


照れて呟いてから、彼は生真面目に尋ねる。


沖「・・・わがままを言っていいですか」

主「・・・はい」

沖「もしかしたら夜遅くになるかもしれません。
  私が戻ってくるまでの間、一人にしてしまうことになりますけど
  この姿の綺麗な貴女を、他の男に見せたくないんです」


ドクン、と心臓が跳ねた。
浴衣を褒めてもらいたいと思っていた事を自分でも忘れていたのに
沖田さんはちゃんと気付いてくれたんだ。


沖「どうか、私だけを待っていて」 ←笑顔



(二幕終)






最後の台詞に
嬉しくて涙がああああああああ( ;∀;) ドキドキあせる

一生待ちますっ( ;∀;)




沖田さんに手を引かれて歩く。
町を離れて、田んぼ脇の小川を上って・・・
その場所に着いた時、思わず息を呑んだ。


主「・・・わあっ・・・・!」


星のようにキラキラと瞬きながら蛍が飛び交っていた。


主「すごいですね!綺麗・・・。
  ・・・あれ?・・・沖田さん?」

沖「○○さんの風鈴も貸してください」←笑顔


沖田さんは近くの木の枝に自分の風鈴を吊るして
私に大きな手を向けた。


主「はい・・・!」


お揃いの風鈴が揺れる木の下で、二人並んで座り、蛍を眺める。


主「ありがとうございます。沖田さん。こんな素敵な場所を教えてくださって。
  ずっとこうして見ていたいな・・・」

沖「私もです。ここを偶然見つけた時よりずっと心地良いな。
  きっと、貴女がいるから」←笑顔


水辺の空気が爽やかで、本当にいい気持ちだった。
蛍の光が川面に映っているのを見ているうちに
私はふと思いついて、着物の裾を膝の上まで引き上げ
履物を脱いで、足をそっと流れに浸してみる。


主「わあ、ひんやりする。沖田さんも・・・」


どうですかと言おうとして沖田さんを見ると
彼がぎょっとした顔で私の足元を凝視していた。


主「な、なんでしょう?」

沖「・・・!いえ・・・・」←驚いた顔


パッと彼が顔を逸らす。
その首筋や耳が赤くなっているのを見て、私はやっと気付いた。


主「・・・あ・・・あの・・・もしかして、足・・・」

沖「・・・・はい」


沖田さんは振り向かずに頷いた。


主(そ・・っか。この時代は女の人の足は着物で隠れているから)


制服のスカートと同じくらいだから、私は全く気にしていなかったけど
こんな風に照れられるとだんだんと恥ずかしくなってくる。


主「・・・はしたないですか?隠したほうが・・・」

沖「いえ・・・

  ・・・・・決めました!」←怒った(?)顔


  チャプン!

突然真剣な声でそう言ったかと思うと
草履を脱ぎ、袴の裾を引き上げて
沖田さんは長い足を川に沈めた。
(二人並んで川に足を浸しているスチル)
軽く水面を蹴り上げながら、頬をかく。


沖「私もこうしてしまえば恥ずかしくありませんよね。
  ・・・少なくともさっきよりは」


少し自信なさげに呟く沖田さんに私はクスクスと笑った。
嬉しくて、彼に頭を下げる。


主「沖田さん、ありがとうございます」


並んで水に浸かっている私と沖田さんの両足を見比べる。
すらりと引き締まって、筋肉も、くるぶしの骨の形も
指の一本一本も、私のよりずっと逞しい。


主「・・・大きさ、全然違いますね」

沖「○○さんは白くてほっそりしていますね。爪も小さいな」


珍しいものを見るように遠慮がちに、彼が見ている。
また恥ずかしさがこみ上げてきた。


主「・・・沖田さん。私を・・・その・・・
  女っぽい、って、思ってくれますか?」

沖「え・・・」

主「お座敷では他の遊女の人を見ることも多いと思いますし
  そういう人達に比べたら、私なんてっていうのはわかってます。
  でも・・・」


俯きながら話す私の頬に指先がそっと添えられた。
見上げると、沖田さんの真っ直ぐな瞳が私を覗き込んでいた。


沖「○○さんは、いつだって綺麗ですよ」

主「沖田さん・・・」

沖「優しくて、可愛くて、時々おてんばで、楽しくて・・・
  会う度に、女の人だって思います」


沖田さんは瞼を軽く伏せて視線だけを外した。


沖「目を逸らしても怒らないでくださいね。←照れ顔
  貴女を見ていると、とても眩しく思うときがあるんです。
  体の奥まで焦されそうになる。
  それでも、何度も○○さんの姿を追ってしまって・・・

  ・・・貴女じゃなかったら、欲しくない。←笑顔
  美しい人や、頭の良い人や、芸の上手い人は
  探せばたくさんいるんでしょう。
  
  だけど、私が見つめていたいのは貴女だけです。
  声を聞くだけで嬉しくなって、でも胸が切なくて
  傷つけるのが怖くて・・・
  それでも手を伸ばして抱きしめたいと思うのは○○さんだけだ」


頬に触れていた手が離れて、ぐっと肩を引き寄せられた。
素足が川の中で触れて体が熱くなる。


沖「お・・・思い切ってみれば、何とかなるものですね。
  ずっと、貴女を眺めていられる」←照れ顔

主「・・・・は、恥ずかしいです」

沖「ダメですよ。ほら、こっちを向いて・・・」


唇が触れそうに、吐息が近付く。
体を硬くして目を閉じかけた瞬間、沖田さんが顔をしかめた。


沖「・・・・・」←困った顔

主「・・・・・」


沖田さんの鼻先で小さな光が点滅していた。
鼻に止まった蛍を寄り目で睨んで、彼が口を尖らせる。
私は思わず噴き出した。


主「あははっ」

沖「・・・笑わないでください。
  私は邪魔をされて、とても残念なのに」←困った顔

主「すみません、私も残念です、けど・・・」


笑う私の肩をそっと放して
蛍を逃がしながら沖田さんが文句を言った。


沖「○○さんは照れ屋で健気だけど、時々意地悪です」←困った顔

主「あは、それは沖田さんも同じですよ」

沖「そうかな。近藤さんには似た者同士だとからかわれた事はあるけれど」

主「ほら、やっぱり」


子供っぽくなったり、頑固だったり、そんなところが共通していると思う。

それに・・・

この人だけだって、どうしようもなく相手に惹かれているところも
同じだったら嬉しい。

私は彼に、自分から寄り添ってキスをした。
目元を染めて愛しい人を見上げる。


主「私も・・・沖田さんだけです」

沖「○○さん・・・」←照れ顔



沖田さんは、勇気を出した私へ
ご褒美のような甘い甘い口付けを返してくれた。


(三幕完)







今日からの復刻イベが六角柳でよかった・・・ε-(´∀`*)
艶を始めて一番最初に見た総司さんとのイベント。
もちろんちゃんと保存&記録済みだぃ☆

沖「○○さん」

主「沖田さん!もう帰られたかと・・・」

沖「貴女を誘いたかったから」←笑顔


彼が私にそっと耳打ちをする。


沖「夕涼みの続きをしませんか?二人きりで」

主「・・・いいんですか?」

沖「もう少し貴女といたんです。ぜひ」

主「はい、私もご一緒したいです」


『おい、総司?』

玄関の方から土方さんの声がすると
沖田さんは口の前に人差し指を立てて
悪戯っぽく笑った。


沖「土方さんが知ったら妬きますから
 後でこっそり、迎えに行きます」



**



秋斉さんに外出許可をもらい、島原を出て
京の町中で沖田さんと落ち合った。
お化粧も直して、着付けも整えて
お座敷に出るよりも緊張して彼の横を歩く。


沖「あれ?かんざしが変わりましたか?」

主「・・・!はい、ちょっと別のものに」

沖「・・・私とでかけるから?」

主「はい・・・」

沖「ありがとうございます」←照れ顔


お互いに照れ笑いをして俯く。
ソワソワとした気恥ずかしい空気は全然嫌じゃなかった。

島原もいつもと違った雰囲気で
私達と同じように夕涼みをしている人や
そんな人を相手に商売をしている行商人も多い。


主「なんだかお祭りみたいですね」

沖「ええ、あちこちよしず張りの茶屋があったり寄席があったり」←笑顔

商「そこのお二人さん!烏丸の枇杷薬湯はどうどす?」


行商人が差出しているのはお椀に入ったお茶のようなものだった。


主「びわようとう・・・?」

沖「江戸でも売っていましたよ。結構美味しいんです。
  二杯いただけますか?」

商「へえ、おおきに」


甘さと漢方薬が混じったような香りで
ほろ苦さの中に清涼感がある。


商「かくらん、めまい、立ちくらみ、夏の万病には
  枇杷薬湯が一番や!」


主「置屋のみんなへお土産に買っていこうかな」

沖「私も、1ついただけますか」←笑顔

商「おおきに!」



また歩き出し、私は心が浮き立っていた。


主「なんだか面白いですね!
  いつもはお座敷に出る準備をしているから
  この時間に出歩くことってあまりなくて・・・」

沖「本当ですか?じゃあもっと見て回りましょう。
  私が誘ったんですから、どれでもご馳走しますよ。
  遠慮せずに・・・」←笑顔

商「田楽はどうどす?」
商「冷えたところてんも美味しゅうおすえ」
商「夏はやっぱり麦湯や」

沖「・・・・・」


あちこちから差し出されたお椀や湯のみに
沖田さんが固まる。
その横顔を見て私はまたクスクス笑った。



**



主「満喫しました」

沖「ですねえ」←笑顔


その後、私達は食べ歩きでいっぱいになったお腹を休めるのに
お茶屋さんの店先の縁台に座っていた。
夕陽が辺りをオレンジ色に染めていく。
売っていたものはどれも美味しくて
町の雰囲気もとても居心地が良かった。

でも・・・


主(手を繋げないのが、ちょっと寂しかったかも)


縁台の上に伸ばされた沖田さんの大きくてすらりとした手に見惚れる。


沖「・・・○○さん?どうかしましたか?」

主「あっ、ええと・・・」


言い訳をしようとしたその時
チリンチリンと澄んだ音色が耳に届いた。


沖「風鈴売りですね。行ってみましょうか」←笑顔


屋台には数え切れないほどの風鈴が吊るしてあった。


主「わあっ、すごい!」

沖「綺麗ですね。見た目も、音も・・・」

主「・・・あ、そうだ、沖田さん。
  よかったら、一緒に風鈴を買いませんか?」

沖「一緒に、ですか?」

主「はい。今日はとても楽しかったですけど
  食べたり飲んだりが多かったから
  何か思い出になるものが欲しいなと思って・・・」

沖「ああ、それはいいですね。どうせなら、お互いに
  ひとつずつ選んで、交換しましょうか」←笑顔

主「はい!」


早速屋台に向き直ってどれにしようかと悩んだ。

透明なもののほうが沖田さんに合うかも・・・
それで柄が可愛いのは・・・

赤と黒の金魚の絵柄が描かれた風鈴が目に止まった。
これにしようかな、と手を伸ばして・・・はっとした。

同じ風鈴に同時に手を伸ばしていた沖田さんも
目を丸くして私を見る。


沖「あ・・・」

商「はは、揃いのを差し上げまひょか」

沖「・・・お願いします・・・」←照れ顔


沖田さんは同じ柄の風鈴を受け取って
片方を私に渡してくれた。


沖「どうぞ、○○さん」

主「ありがとうございます!これ置屋の部屋に飾りますね」

沖「私は屯所に。離れていても同じ音が聴けますよ」←笑顔


風鈴を掲げてみると、ガラスの向こうに一番星が見えた。
さあっと風が吹いて、風鈴が音を立てる。


主(風が涼しい・・・)

沖「そろそろ、夜が近くなってきましたね」

主「そうですね・・・」

沖「もうあまり暑くないですよね」

主「・・・ええ」

 (もう終わりかな・・・夕涼みデート・・・)


忘れていた寂しさが戻ってきたような気がした。

けれど、突然沖田さんが私の手をぎゅっと握った。
一緒にいる間一度も触れなかった彼の手が
今は優しく私の指を包んでいる。


沖「最後に、貴女に見せたい場所があるんです。
  ついてきてもらってもいいですか?」

主「は、はい」


手を握られただけでドキドキと戸惑ってしまっている私を見て
沖田さんは気恥ずかしそうに頬をかいた。


沖「すみません。夜になるまでは手を繋いだり
  あまりくっついていると暑いかなと思ったんです」←照れ顔

主「そうだったんですか・・・」


驚いて、ほっとして、息をついた。


主「気遣ってくださってありがとうございます。
  ・・・ちょっと寂しいな、なんて思っちゃってました」

沖「あはは・・・すみません。でも、○○さんに触れていると
  何をしていても熱さが静まりそうになくて」←照れ顔

主「・・・私もそうだったかも」

沖「でも、今からはそれで丁度いいくらいになると思いますから
  手を離さないでくださいね。○○さん」←笑顔

主「はい・・・」


幸せに頬を染めて彼の手を握り返し
私達はまた京の町を歩き出した。


(ニ幕終)








仕事に疲れても
人生に疲れても
鬱になっても
総司さんを好きな気持ちだけは
やっぱり変わらなーーーーい(/ω\)

な訳で(?)

イロイロ疲れてこのひと月程お休みしちゃいましたが・・・

総司さんのイベ記録だけは
これからも細々と?続けていきたいと思います(*- -)(*_ _)ペコリ