「黄金比」と「白銀比」。

これらの言葉知っていますか?


・・・



白銀比・・・さっき初めて知りました(笑)

黄金比は知っていたけど、「白銀比」なんてものが存在するとは知りませんでした。
かなり驚いています&興奮してる(笑)
色々調べてみて色んなこと知ることができたのでブログ書いてみてる!



■ 黄金比



黄金比の名前を聞いたことがある人は多いと思う。

ありとあらゆる物において理想的な数字とも言われている。

自然界に存在する植物・生き物も黄金比で構成されている物も多い。
植物の葉脈や巻き貝の断面図、ひまわりのタネのつき方など。

また多くの歴史的建造物や美術品がその比率で構成されていたりします。

ピラミッド
パルテノン神殿
凱旋門
サグラダ・ファミリア

モナリザ
冨嶽三十六景「神奈川沖浪裏」

などなど。

モナリザを描いたレオナルド・ダ・ヴィンチは黄金比というのを発見していたそうです。(ダ・ヴィンチすげー


顔や体の人間のパーツも「黄金比が美しい」とされています。

大好きなジョジョのSBR編でも黄金比は出てきます。
(ジャイロとジョニー最高! 面白いので見てね!)


数学的な話でもあるけど難しい事は省いて、近似値は1:1.618、約5:8。

この比率が黄金比となり、「美しい比率」「安定感を与える比率」となる。

別名 第1貴金属比。



■ 白銀比

これは恥ずかしながら先程知りました。

白銀比は silver ratio / silver mean と呼ばれているらしい。
(黄金比はgolden ratio)

比率は1:√2(ルート2)

近似値は 1.4142 。 
1:1.4142 が白銀比。 (黄金比は1:1.618)


この白銀比が何に使われているか。

日本の建造物や絵画、物などに多く使われているそう。

法隆寺
五重塔

鳥獣人物戯画
見返り美人図 -菱川師宣-
秋冬冬山図 -雪舟-

風呂敷
A判用紙

日本発祥のキャラクター、キティちゃんやトトロ、ドラえもんも白銀比らしい。

これは非常に面白い結果に。

全てとは言えないが、白銀比は日本のいたるところで使われている。
また白銀比は別名「大和比」と呼ばれている。



■ 思った事

今回、白銀比という言葉・概念を調べることが出来、さらに黄金比についてもさらに知ることが出来た。

思った事がいくつかある。

黄金比は世界的でもあり自然界としても理想的な比率。
白銀比は日本人になじみ深い比率。

とも言えると思う。 
もちろん全てではないですけど。

日本人の美的感覚は白銀比により成り立っているとも言えるのかもしれない。

これにより、デザインやレイアウトをこの比率によって「誰に好かれるか」というのを選択できる。
おそらくデザイナーの方々はこんなの百も承知だろうし昔からやってきている事のはず。
アップルの林檎のロゴも黄金比らしいし。

日本的な空気・感覚を出したかったら白銀比。
日本人に好かれやすい、日本人に安定した美感を提供するなら白銀比に基づいたデザイン・レイアウトをすれば良いのではないかなと。

どちらが良い悪いではなく使いよう。

こういう地味ーな部分が大きな結果をもたらすことが多いので、こういうの大切だよね。

他にもいろいろな場面で活用できそうですね。
音楽にもこの法則が当てはまったりしてね^^



それにしても「白銀比」なんてものがあったとは驚きです。
知らない事を知るというのは本当に楽しい。

※第3貴金属比として「青銅比」というのもあるが、実用例はあまりないらしい。