いつもありがとうございます。
 
タイトル通り、勝手気ままに僕自身の太鼓論を書いていこうと思います。
 
とりあえず感じていただければ幸いです。
 
本日まず最初のお題、<太鼓の音>について。
 
太鼓の音というと大きい、これに付随して楽器も大きい。こんなイメージでしょうか?!
 
太鼓は打ち込む楽器と近年は特にそういう傾向のようですが、そこはやはり楽器なので
 
MAX(最大級)の音は必要ないと思うのです。
 
もちろんその楽器の一番大きい音を知ることは大切ですが、力任せにただでかい音と自分の最大級の音を
 
使うこととは別なことと区別する必要があると思います。
 
簡単に言えば大きな音でも綺麗な音、破裂音のような耳障りな音。
 
認識する上ではその楽器の性質をきちんと理解しどの音が綺麗に出るか知る技術が僕はいると思っています。
 
打楽器は特に単音なのでそこは音の強弱で表現するしかありません。
 
なのでここは見過ごされがちですが、結構重要で打ち込みのみだと音は常に強い音しか出ません。
 
要はMAXを知ったらそのままの打法でいかに弱音までコントロールできるかが問題だと僕は思っています。
 
それを知れば音の幅が広がり表現が多彩になるからです。
 
例えば小さい音の時と、大きな音の時と振り幅は変えても打法を変えてしまうと音の幅で何種類も打法を
 
身につけなければなりませんよね。イメージしてみると。
 
でもそんなことは不可能なのでなるべく少ない打法種で音幅を広げるのが絶対の理想と僕は考えています。
 
日本には良く聞く言葉で<侘び錆>がありますよね。
 
これは押したら引く。引いたら押すというような事がいえるのではないでしょうか?!
 
やはり音も一緒ででかい音ばかりだとしんどいですが、そこをさっと引いてあげると心地よさが残る。
 
結んでは解く、その繰り返しが表現につながるのではと思っています。
 
音の表現についてもう少し考えてみたいと思います。
 
それではまた次回。皆さんも一緒に考えてくれたら幸いです。