近所の映画館で、

少し前の映画が週代わりで上映され

しかも料金500円と言う素敵な企画がありまして、

昨年秋、気になりつつ見逃していた

「ヘアスプレー」を観てきました。


ジョン・トラボルタの女装( ̄□ ̄;)

って予備知識しかなかったんだけど、

始まってすぐ、

朝目覚めた主人公が歌い踊りながら学校に行っていたので

ああ、そう言えばこれってブロードウェイのミュージカルを映画化したんだ!

と思い出しました。


物語は単純明快なサクセスストーリー。

楽しくて、ハッピーで、元気が出るメッセージが一杯詰まってます。

そして何より、とにかく登場人物が主人公の女の子を筆頭に

老若男女、白人黒人、皆と~~~ってもチャーミング♪

髪をかっちりセットして、ウエストからふんわり広がるワンピースの女の子達は

もう生きたバービーちゃんとしか思えないし、

まだまだ人種差別の色濃い60年代のアメリカで、

「ママの考えはもう古いのよ!!」とばかりに、

はしたないと言われながらもダイナミックに黒人達と踊る主人公は

本当にパワフルでかっこいい。


そう言えば高校時代、アメリカングラティーって映画が流行って、

グッチも「恋のチューインガム」とか観に行ったよなぁ・・・

内容なんて覚えてないけど、

アメリカの高校生がダンスパーティーしてたり、

制服じゃ無くて、私服にリーゼントで学校行ってたり、

高校生なのに車でデートしちゃったり、

高校生なのにチュ-しちゃったり( ̄□ ̄;)!!

ラジバンダリ・・・。


あ~ぁ、何で自分は静岡の県立高校の生徒なんだろうって

ダサい紺の征服を忌々しく思ったものです。

当時、高校とハイスクールは似て非なるものだったんです。

あれから20数年、

もうアメリカは世界中が憧れる特別な国では無くなっちゃったよね・・・。


この映画を観てたら、

「m.c.シスター」を熟読し、

「DO!ファミリー」のグラフィックTシャツを着て、

ジェームスディーンをカッコいいと思う自分がカッコいい

(↑ほとんど意味不明)

と思っていた多感な高校時代がよみがえり、

胸がキュンとなったグッチでした。(●´ω`●)ゞ


PS. この映画には黒人達がゴスペルを歌いながら人種差別反対のデモ行進をするシーンがあります。

それから40年以上たって、もうすぐ初の黒人大統領が生まれるんだね・・・・・。