芸術の秋
私は、子供の頃から運動一筋でしたので芸術とは無関係な人間でした。10年前ぐらい
から徐々に興味が湧いてきて、美術館や博物館などにも出かけるようになりました。
今月初めの土曜日に静嘉堂文庫博物館に行ってきました。
私のお目当ては、国宝 曜変天目(茶碗)です。大きさは私たちが毎日食べている
ご飯茶碗ぐらいです。800年ほど前に中国で焼かれたもので、全体的には藍色の椀
内側に綺麗なマリンブルーの水玉のような模様が入っており、ずーっと眺めていても
全然飽きません。想像よりも小さなお椀でした。徳川幕府第三代将軍徳川家光が春日局
にプレゼントしたものだそうです。
もう一つのお目当ては、唐物茄子茶入 付藻茄子 700年ほど前に中国で焼かれた
茶入れで子供の手のひらに乗る程の小さな茶色の壺です。足利義満、織田信長、豊臣秀吉
徳川家康らが所持した茶入です。学校で習った有名な人が所有していた茶入れが目の前
にあると思うとぞくぞくします。この茶入れが一国一城に値するほど尊ばれたそうです。
本能寺の変、大坂夏の陣の戦乱に巻き込まれ、大坂城落城後、破損し粉々になってしまい
ました。家康の命により塗師の藤重父子に漆で修復し見事に元の姿に戻ったのです。






