名古屋でエンデングナビゲーターとして、エンディングノートの書き方をお手伝いをしています
 のりのり です。 

 

みなさま、お元気ですか?

 

やっと、我が家の庭の畑の収穫が始まりましたビックリマーク

といっても、まだ、トマトだけで・・・トマト

きゅうりはやっと花が咲き始めたところですので、もう少し先かなきゅうり

 

お野菜は、やっぱり採れたてはみずみずしさが違います音譜

口に含んだ時の水分のはじける感じは、たまりませんラブラブ

 

ほんのひと時ですが、日常生活のなかで幸せの感じる瞬間です!!

 

みなさんも、夏のお野菜を食べて、元気にお過ごしください。

 

 

今日も一緒に考えてみましょう

 

 

★相続

 

みなさん、「成年後見制度」はご存じでしょうか?

この制度、今後必要な制度で、介護度が進めば、誰かにお金の管理をお願いすることになりますが・・・

 

もちろん、相続時にも、この「成年後見人」が重要になってくるのですが・・・

 

認知症家族潰す「家裁の大罪」

    月刊FACTAより

 

次のような事例がある。首都圏に住む40代の独身女性は、80代の母親と二人暮らしだ。母親は長年、父親と二人で暮らしてきたがおととし父親が死去。そのショックなのかしばらくすると言動がおかしくなってきたので引き取った。

■相次ぐ「注文」に辟易

医師に診せると「認知症」と診断された。母親には父親から相続した数千万円の財産があったが、本人の希望で老人ホームには入らなかった。自分が仕事に出ている間は介護ヘルパーを頼んでいた。

ところが、母親は症状が重くなり徘徊するようになった。お金の計算ができなくなり、近所のスーパーで変わった商品を売りつける営業マンに頻繁に声をかけられるようになった。自宅に勧誘の電話がかかってくるようにもなった。

同級生に相談すると「あなたが後見人になってお母さんの財産を管理したら」と言われた。

助言に従い手続きを始めると、家庭裁判所が「親族の後見人がお金を私的に使い込んでしまう事例が増えている。後見人になるならお母さんの財産のうち生活費を除く分を、金銭信託で銀行に預けてもらえないか」と言ってきた。

最初は「そうか」とうなずいたが、仕組みを知って驚いた。いったん、弁護士や司法書士、行政書士など法律・行政の国家資格を持つ専門職の人が母親に後見人として付いて、信託の必要の有無を調べて裁判所に報告する。裁判所の判断で信託するとなれば、使えるお金は「母親の生活費」に制限され、財産を新たに引き出す場合は裁判所の指示が必要になるという。

そうなると、母親の趣味や旅行、急病のときの出費はどうするのか。専門職後見人には10万円以上のお金を支払う必要があるし、信託銀行にも手数料を支払わなければならない。母親を預かるだけで負担が増えるのに「そんなお金まで……」と気が重くなった。

家裁はさらに「後見監督人」も付ける、と言ってきた。弁護士や司法書士などに月2万円ほどの報酬を支払って、自分自身の行動を監視してもらわなければならないのだ。監督人には年に2回、母親の財産の残高や使途を報告しなければならない。

「母親の財産を使い込む気などないのに最初から不正を疑われている。あまりにも杓子定規だ」。この女性は今も利用に踏み切れないでいる。

成年後見人は、後見を受ける人の財産を把握して、財産管理や老人ホームの入所の契約などを行う。14年時点で約19万1千人が利用している。全国に50ある家裁に申し立てを行い、家裁調査官による調査を経て、審判で家裁が後見人を定める。

 

 

 

という現状のようです。

 

お金のことは、トラブルの原因になりやすいことは分かりますが、本人のお金を本人の希望にそって使えることすら難しいし、弁護士さん・監督人などへの報酬を払って自分自身の行動を監視してもらわなければならない?なんて、家族と他人の垣根が無さすぎですね。

 

大切な親御さんの財産を無駄にしない方法で、ご本人の為に使える制度がもう少し整うといいのですが。

 

「成年後見人」を利用するときには、お気をつけくださいね。

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今を楽しく、元気に
「エンディングノート」書き方名古屋のりのり