人は意識存在です。
肉体や頭脳は三次元で意識を表現するためのツールです。
肉体誕生以前も肉体死後も、自分の意識はずっと存在しています。
自分というエゴが無くなると、人間という存在形態を採らなくなります。
ワンネスが分離を求めて人間になり、人間になるとワンネス的な神を求めるようになります。
つまり分離と融合はどちらも根本的な欲求ですから、人間とは大いなる矛盾を孕む存在なのです。
それを科学的には証明できないから、地球では宗教というもので補っていたのです。
神も人間も、同じ性質の別側面です。
人間界とは別に霊の世界や神の世界があるのではありません。
物質か非物質かという、エネルギー形態の違いがあるだけなのです。
どちらのエネルギーも感じるのが本来の人ですが、ここ数百年は物質だけを認識している人間が科学を推し進めて来た結果として、宗教と科学は相反するものになってしまいました。
宗教と科学、どちらも融合しているものを私は「宇宙の法則」とか言っているのです。