多くの人々からの悩みを私の胸に聞かせていまして、よく感じていることが有ります。

*コノ世の価値観と、アノ世と更には神界の価値観は「真逆」だということです。

アノ世の価値観では、
* 「愛情力」
* 「思いやりの心」
* 「慈悲」(じひ:他人を少しでも救いたい思い)
*  最高は、「感謝する思い」

魂が(心が)この4つを持つことが、最も裕福なことであり、幸福な状態だとされます。
しかし、コノ世の価値観では、多くの人々の望みは、

* 金銭を持つことであったり、* 他人の目を気にして結婚すること、* 他人の視線のために子供が欲しい、* 容姿が他人よりも良いこと、だったりとします。
このような価値観は、アノ世では「恥ずかしい思い」と見なされます。ある意味では軽蔑される思いです。 

でもコノ世では、このような恥ずかしい思いを、何と神様に願っているのです!!
わざわざ神聖な感謝だけを捧げるべき神社へ出向き、「神界では悲しまれる恥ずべき思い」をわざわざ祈願して自ら神様に奉納しています。
これでは今の自分も、未来の自分も、良く成れるはずが無いのが霊的真相です。多くの人が損をしています。

本当に真逆・魔逆を教えられているのがコノ世なのです。
コノ世で、真面目に正しく生きていましても、それでも自分に到来する災難や病気や不幸の苦しみは、

* 過去生で自分が返すべき借金の為の、返済・相殺の期間であり、
* アノ世の黄金の貯金期間であり、
* 神様に愛されるチャンスの機会であり、
* 神様に観察されている貴重な期間なのです。

コノ世の不幸は、アノ世で自分が行くべき天国を構築中である霊的側面が在ります。
また、コノ世の不幸には、過去生からの自業自得を相殺(そうさい:差し引き)する為の、自分を良くする為の不幸も有ります。

いずれにしても、コノ世の不幸とは、
* アノ世での貯金か、
* コノ世の内に、借金を返している最中か、

ということであり、いずれの視点でも自分のためのプラスの現象なのです。
ムダな不幸など一切無いのが霊的真相です。

釈尊はコノ世は、
* 苦しみの世界だ、コノ世は不幸の世界だ。
* 誰も生老病死を避けられないぞ。
と言われました。

実はこれの真相は、人類のサガとしてコノ世で全員が間違った価値観、アノ世の真逆の価値を願うことを見た結果、間違った価値観を願うことを止めさせる為に言った釈尊の方便でした。

* 下手に希望など願うな。コノ世は不幸で苦しみの世界だから。
このように思っていれば、実は深刻な不幸は来ないし、ムダに苦しむことも減るのが霊的な真相です。

だから最善なのは、コノ世に居ながらにして、アノ世の価値観の中で暮らすことが、もっとも災難や不幸を避ける結果を呼びます。
アノ世の価値観である、
* 「愛情力」
* 「思いやりの心」
* 「慈悲」(じひ:他人を少しでも救いたい思い)
*  最高は、「感謝する思い」

これこそは最高のアノ世への投資であり、コノ世で不幸を避ける妙案なのです。実践的に起動します。
この4つを持ちながら、
* 幸運を期待しない、
* コノ世は不幸の世界だ、
という釈尊の「真逆の問い掛け」「仕掛け」に従っていれば良いです。

やはり老子が言われた、「すべては逆である」は、どこまでも全てに様々なことに次元を超えて貫徹しています。
今の自分が不幸だと思っても、霊的真相は貴重な「真逆」で、自分は「果報者」である可能性を冷静に見て行きましょう。
この作業も、不幸を早く終息させる作用があります。

要するに、今日の私が言いたかったことは、
* その不幸は、本当に不幸とは限らないよ。
* 自分の為の、幸運かも知れないよ。
* 人生は、塞翁が馬(さいおうがうま:私たちの何が幸いに・不幸に、転じるのかは未知なのです)

こういう視点も参考にして頂ければ幸いです。
こういう考え方も、良いことが「継続する為の秘密」として知って置いてください。
何が有っても明るく、けなげに、頑張って生きましょう。

生かして頂いて 有り難う御座います











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