「読者からの質問」

4年前に急逝した父が初めて夢に出てきました。
30歳くらいに若返り作業着でなくシャツとズボンでした。
言葉は交わさなかったですが、日付の書いてあるメモを渡されました。
この辺りの日付でした。
7月5日  7月4日  7月3日 
防災意識と思いますが、来年でしょうか?
住まいは群馬県です。

(感想)

興味深い夢です。霊界の真相と合う部分を感じます。

故人は、正しく供養をされたり、または感謝の思いを家族や、縁があった人々から思われますと、
アノ世では、
・ 亡くなった年齢よりも、若返りの姿になって行きます。最大で、20歳ほどまで戻れます。
または、故人の好みで、好きな年代の姿を取れます

(私はアノ世では、白髪で長髪と長いヒゲで、仙人のような着物姿で筋骨隆々の姿をコスプレしていたことを覚えています。笑)

ところが、近代はこのような故人は少ないほうに成ってしまいました。
悪事を重ねた故人は、
・ 供養もされたことが無い故人。誰からも忘れ去られた故人。
・ 生きている人から、思い出されたとしても、悪口か、恨み言を向けられる故人。

このような悪事をした故人の霊は、
・ 着るものがボロボロに成って行きます。最終的には、泥や糞便にまみれた裸の姿です。
・ 故人の様相の年齢はどんどん進み、歯も抜けたひどい老化現象の顔相に変わって行きます。

だから、読者の父が、
・ 顔が若返る。
・ 着るものが、生前に着ることが多かった作業着では無くて、シャツとズボンの小綺麗な姿に変わっていた。
というのは、父は善人であり、悪事もないし、他人や家族からも恨まれる事はしていなかったと言えます。
このまま更に供養が進めば、次は背広を着ているかも知れません。

このような内容を読めば、独身者は、誰からも忘れ去られて、供養もされないと心配させることでしょう。
でも、生きている時に、悪事もせずに、先祖供養をしていた御方は大丈夫です。
生前に自分自身がした先祖供養を、死後の自分「も」受け取ることが因果の法則です。
自分がしたことは、自分自身に帰ります。だから大丈夫です

近年に心配なことは、この世の見掛けでは、
・ 真面目で、社会的な地位も有った。
・ 家族にも、他人にも良い人だった。
・ でも、この世の合法という名目の下で、大自然の破壊や、多くの人々のに関わった人々。
こういう人の死後が、どうアノ世で判定されて行くのか?
これを心配します。

判断するのは、各人の良心(内在神)です。閻魔大王ではありません。
自分の良心が、すべてを、公平に知っています。
自分の行為が、後(のち)にいかに多くの人々を苦しめるのか、自分の良心(内在神)は知っています。
この世の合法は、アノ世では違うことが多い。

思い出すことは、死後には「iPad」のような映像が映るカガミを見せられます。
アノ世では、真澄鏡(ますみのかがみ)と呼ばれる画面です。
これを持って、故人に見せるだけの担当者が居るのです。
その人は、無表情のままでカガミを故人の目の前で持つだけの人です。

この人が来れば、その故人は、どんなに拒否をしようが、目を閉じようが、真澄鏡を顔の前に持たれただけで、脳内に生前の映像が流れ続けます。
生前に自分がした所業の中で、自分の良心に背く行為だけが、漏れ無く流れ続けて、何度も同じ場面を終わることなく見せられます。

これをされた故人は、どんな悪人もギブアップします。
地球史の人類で、これで心が折れなかった故人はいません。
後は自分からの自白と懺悔の期間が始まります。
そして、自分から、アノ世での行き先を申し出ます