日本人と船と稲作と、ノアの方舟

これから縄文海進が復活する。
という夢想です。

縄文海進とは、氷河期の終り頃(約19000年前)から始まった海面上昇のことです。
日本では、縄文時代の今から約6000年前まで続いたようです。
現在よりも「5m」も海面が高かったようです。

* 関東

http://flood.firetree.net/?ll=35.8060,140.2307&zoom=10&m=5

* 名古屋

http://flood.firetree.net/?ll=35.1557,136.9025&zoom=11&m=5

* 大阪

http://flood.firetree.net/?ll=34.7289,135.5555&zoom=12&m=5

それぞれのリンク先でカーソルキーを動かせば、海面上昇が5mに成った時の、ご自宅の地図を見ることが出来るでしょう。

海面上昇の時の気候は、現在よりも平均気温が2℃高かったそうです
まさに今、平均気温の上昇が発生しています。
歴史は繰り返す、地球史はリピート再生する、と言えそうです。

でも慌てないことです。
上記の話は、6000年、2万年、という単位の話です。
ほんの100年ぐらいは、まだまだ海面上昇の兆候を見ながら住民の移動が出来る期間があることでしょう。
ただ、赤道直下の島々では、既に発生している海面上昇の現実の事案です。

「孫の時代」を考えるならば、自分が先祖として、子孫の住む場所の縁を創ることに成ることだけを認識していれば良いでしょう。

縄文海進という言葉を夢想した時に、日本人のルーツとして、
・ 船の上で暮らす人々
というイメージが来ました。
今も世界のどこかで、船の上で暮らす人々に、日本人と同じ遺伝子を持つ民族が存在すると感じます。

昔に神社関係者から聞いた話なのですが、海人族(あまぞく)の人々から、神様を祭る家系や、古代の巫女・ヒミコのような超人的な異能の巫女が出やすいという話を聞きました。

海人族とは、縄文時代から弥生時代以降にかけて海上において活動し、黒潮に乗って移動し、稲作の稲を持っていた集団でもあります。
海人族に繋がる氏族には、安曇氏(アズミ)、犬養氏(イヌカイ)、宗像氏(ムナカタ)、海部氏(あまべ・カイフ)などがありますが、漢字を変えた同じ読みの名前の人物には、政治家や皇室にも繋がる人々を多数輩出しています。

神話で、国津神が、天(海)から来た天津神に日本国を譲った頃、そのやり取りに関係した古い家系が、京都府宮津市に在る元伊勢と言われる籠神社(このじんじゃ)の海部氏だと私は感得しています。
消えた白山文明の後に出来た、日本最古の神社とも感じます。
ここに在る古文書の秘密が世に出た時、様々な日本の歴史観が見えるとも感じます。

今日の言いたかった話は、
・ 日本人と船の暮らしは、想像以上に深かった。
・ 海岸線は、生き物のように時代で変わる想定が大事。
・ 今年から特に異常な大雨に注意
・ 聖書のノアの方舟は本当だった(また海上に浮かぶ住居が必要になる)。
このようなことを参考にして頂ければ幸いです。