<高血糖が癌の基礎原因の根拠>

我々の体内に存在する二つの新旧エネルギー産生器官である解糖系(潜在的癌細胞)とミトコンドリア(潜在的癌細胞抑制に寄与するもの)均衡が崩れ、解糖系(潜在的癌細胞)が勝利した時に、癌が発生する)。

1.癌細胞は、解糖系であり、通常細胞の30倍以上のグルコース(ブドウ糖)を欲しがる。高血糖の宿主は解糖系にとって格好の増殖の環境である。

2.癌細胞は、解糖系であり、低体温(32℃程度)を好む、高血糖は血流を悪くし、体温を下げる。

3.癌細胞は、解糖系であり、酸性の環境を好む、高血糖になると体内が酸性に傾くので発がんする。

4.癌細胞は、解糖系であり、酸素を必要としないので、高血糖になり血流が悪くなり、細胞に酸素不足になることで、発症する。

5.癌細胞は、解糖系であり、高血糖であれば、交感神経が亢進され、体温が下がり、血流不足になり、癌の発生要件を満たすことになる。

6.細胞の中で、解糖系と均衡を保っているミトコンドリアは、高血糖により、酸素不足に陥ると弱体化し、均衡していた解糖系(潜在的癌細胞)が優位になり発がんする。

7.細胞の中で、解糖系と均衡を保っているミトコンドリアは、高血糖により、体温が下がり、解糖系(潜在的癌細胞)が優位になり、発がんする。

他にも数多くあるが、この辺にしておく。
さて、次に、癌患者の共通の特徴を以下に記す。

1.ほとんどすべての癌患者は高血糖である。

(米、パン、ラーメン、そば、うどん、スパゲティ、和洋菓子、糖質の高いお酒を含む飲料等を好む人が多い)

2.ほとんどすべての癌患者は低体温である。

 (末期には、最後の抵抗で、発熱することもある)

3.交感神経優位

4.呼吸が浅い

(末期には、最後の抵抗で、呼吸が荒くなる)

5.体質が酸性に傾いている


以上、すべて、
解糖系(潜在的癌細胞)が,
好む環境を体内に構築しているのが、
癌患者である。


3.人類とは何者か?

既に、述べたように、我々のエネルギー産生器官は、
「解糖系(潜在的癌細胞)」と
「ミトコンドリア」の二つがあることを述べた。
我々はとどのつまり、
この二つのエネルギー産生装置に支えられて生きているのである。

①解糖系とは何か?
「原核生物」の末裔であり、今から20億年前の下等な生物の一種である。彼らの主食は、「グルコース(ブドウ糖)」のような「糖」である。とにかく「糖」を好んで増殖する。彼らは、酸素のない(嫌気性)環境で、32℃位(低温)で酸性の環境で生まれ、生活していた。糖を取り込んで、乳酸等を産生してエネルギーを生み出したが、ひじょうに効率の悪いエネルギー産生であった。瞬間的なエネルギーはあり、分裂が得意である。

②ミトコンドリアとは、何か?
解糖系より進化した新しい生物で「真核生物」と言う。酸素のある環境下で生まれ、「37.2℃程度の温度」を好み、乳酸やたんぱく質や脂質を取り込み「酸素」と合わせて莫大なエネルギーを産出した。ほとんど、分裂せず持続的なエネルギーを産出した。ミトコンドリアは独自のDNA(母方からのDNA)を持つことから、解糖系に寄生して、それぞれの短所を補い合い、折り合いをつけ、均衡を保ちながら、現在に至る。