左脳出血に倒れた神経解剖学者のジル・ボルト・テイラー博士は、驚異的な回復を遂げましたが、その理由として、テイラー博士が自分の身体の細胞に感謝し、それを言葉にしていったことが挙げられます。



細胞たちが元気で完全に調和しながら働いていることに、感謝しています。そうすることで、細胞たちが健康をもたらしてくれるのだと信じているから。

一日の始まりと終わりに、わたしはきまって枕を抱きしめ手を合わせて、次の新しい日を迎えられることを、自分の細胞に心から感謝します。
これはとても大切なことだから、
「みんな、ありがとう。新しい明日を迎えられることに感謝しています」と、声に出して、深く感謝の気持ちを感じながら語りかけるのです。

次に、細胞にお願いをします。
(どうか、わたしを治してね!)

そして、免疫細胞が反応する様子を心に思い描くのです。
わたしは自分の細胞を、率直な気持ちと感謝の心をこめて無条件に愛しています。一日を通じて彼らの存在を自然に察知して、情熱的に応援しています。
人間はエネルギーを世界へ放出できる素晴らしい生き物ですが、それというのも、細胞がいるおかげです
感謝する態度は、肉体面と感情面の治療に大きな効果をもたらします。ひとつの回復の過程が自然に、よどみなく次の過程に進むたびに、顕著な回復を実感し、心から喜びました。
できることが増えるにしたがって、世界を感じ取る力も強くなることを発見しました。