合成洗剤の恐るべき毒性

同書では、合成洗剤の毒性、恐怖について15個列挙されていました。(かなり内容を省略して書いていますので、詳しくは本をご覧ください)

  1. 急性毒性:もっとも恐ろしいのは、誤って合成洗剤を飲み込むと急死すること。悲劇は実際に起きている。ー「ライポンF誤飲事件」。32歳の父親が、赤ちゃん用ミルクと間違えて、台所用洗剤「ライポンF」を一口飲んだだけで悶絶、急死している。
     
  2. 皮膚障害:手荒れ、おむつかぶれ、衣類・シーツなど残留剤による肌荒れ、アトピーなど。さらに、合成シャンプーによるフケ、かゆみ、脱毛、薄毛、ハゲ…。三重大学医学部のネズミ実験では、背中にシャンプー原液を一度塗っただけで3匹が血を吐いて死亡。残りも衰弱し、背中がケロイド状になった。
     
  3. 肝臓障害:三重大学医学部、坂下栄助手は、ラットの実験で合成洗剤による肝細胞の壊死を電子顕微鏡で明確にとらえている。
     
  4. 血清コレステロールの上昇:東京医科歯科大学の柳沢文徳教授らの実験で、合成界面活性剤を体内に取り込むことで、血清コレステロールが急上昇することが確認されている。コレステロール値の激増は、高血圧、動脈硬化、脳卒中などを引き起こす。柳沢教授によると「化学物質が体内に入る許容量を求めると、成人で、1日わずか5ミリグラムとなり、ママレモンなど台所用合成洗剤による野菜洗いや食器洗いは、まったくできないことになります」とのこと。
     
  5. 催奇形性:「催奇形性は、動物の羊水中に発見される界面活性剤と明らかに比例関係にある」(旧ソ連、モジャエフ博士)
     
  6. 肺障害:合成洗剤のラットへの塗布実験で肺気腫発症が確認されている。
     
  7. 残留性:合成洗剤の有毒成分は、すすぎをくり返しても、驚くほど衣類に残留することが実験で証明されている。
     
  8. 川崎病:川崎病の原因は、赤ちゃんのおむつや肌着に残留した合成洗剤だった。
     
  9. 酵素活性阻害:ごく微量の洗剤成分LASでも、アミラーゼなど酵素の働きを阻害する。
     
  10. 体質の酸性化:酸性化すると、疲れやすく、病気にかかりやすくなる。
     
  11. 発ガン促進:発ガン物質とLASがいっしょだと、ガンが早く悪性化することが証明されている。
     
  12. 化学物質の吸収促進:有害な化学物質がLASといっしょに体内に入ると腸吸収が加速される。
     
  13. 溶血性:LASの作用で赤血球が破壊され、貧血症状が悪化していく。
     
  14. 白血病細胞の出現:妊娠したラットに、LAS系洗剤を注射すると、胎児の動脈血から白血病細胞が出現する。
     
  15. たんぱく結合作用:LASは、たんぱく質と強く結合し、それを溶解していく。これは皮膚毒性など、種々の毒性原因にもなっている。
 
本当に怖いです…(>_<)
私は今年から、洗濯用洗剤は、こちらの「シャボン玉石けん」に切り換えて、愛用しています。
 

 

同書によると、自然食ショップなどで、粉せっけん、台所せっけん、せっけんシャンプーから歯磨きまで、簡単に手に入るそうなので、これから台所の洗剤なども切り替えていきたいと思います。
 

ちなみに、汚れ落ちも、合成洗剤よりせっけんのほうが断然良いとのことです♪

また、黄ばみも、合成洗剤のほうが黄ばむという実験結果が出ているそうです!

 

ライオン社長は、ライオン社の洗剤を使わずに、せっけんを使っている!奥様の証言でバレた!!皇室の方々も、合成洗剤ではなく、せっけんライフを送っている

最後にとっておきのエピソードが載っていました。

もう約40年も以前の話である。

ライオンの小林社長(当時)夫妻が、福岡・小倉での「ライオン奥様サロン」とかいう消費者向けイベントに参加していた。

そこに、消費者運動を熱心にやっていたオバさんが一人もぐりこんでいた。

「川や海を汚し、体に危険な合成洗剤を販売しているライオンは許せない」と立ち上がり、抗議した。

そして、こう問い詰めた。

「ライオンの社長さんの家では、会社の合成洗剤ば、使いよっとでしょうね?」

これに狼狽(ろうばい)した小林社長は「も…、もちろん、弊社の洗剤を使っております」。

すると、かたわらの奥様が、その袖を引っ張って「あなた…ちがうじゃない。危ないからってウチは、せっけんに替えたじゃないの」。

呆れ返ったオバさんが、怒り心頭で消費者連盟に電話してきて、わたしにつぶさに報告してくれた。

この証言から、洗剤メーカーの社長宅でも、せっけんを使っていることがバレたのだ。

社長の奥様、正直ですね…!!
そして、サロンにもぐりこんで抗議&質問した女性、素晴らしいです!!

 

また、皇居では、せっけん製品を使用されていることが分かる、「太陽油脂」というせっけんメーカーの元課長の体験したエピソードも載っていました。

つまり、洗剤メーカーの社長や皇族など、やんごとない(?)人々は、とっくの昔に合成洗剤の恐るべき危険性を知っており、安全なせっけんライフを満喫していた…というわけ。

まさに、知らぬは庶民ばかりなり…。

勉強になりました…(>_<)

 






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