催眠術はフリーメーソンの発明だった



催眠術の由来と本質は、ものごとを抽象化して考えるという習慣へ誘導するものであったり、あるいは精神的集中であったり、また、幻想であったり、ものごとの抽象化であったり、個人の無意識に働きかけるものです。
したがって、催眠状態とは、一般的な睡眠時における精神的、身体的な状態とは正反対のものです。

-ジェームズ・ブレイド(James Braid)-催眠術の研究者


スコットランドの内科医、ジョームズ・ブレイドによって発見された「催眠術」は、必ずしも無意識領域に精神を漂わせる、というものではありませんでした。それは、「ある一点」に意識を極度に集中させるものでした。このことによって、「見落とされて、忘れられていたこと」が、一点に意識を集中することによって、他の関連する情報をも引き寄せられ、集められる、というものでした。

催眠下にある人は、ある一点にあまりにも意識を集中させられているので、その人の無意識は、それ以外の刺激を認識できないようになってしまいます。そのことによって非常に高いレベルで暗示にかかりやすい状態になってしまうのです。
催眠術によって、その人の全意識が一点に集められてしまうので、催眠術師によって、特定のメッセージが意識に埋め込まれたり、あるいは情報が引き出されてしまったりしていることに気がつかないのです。

ジェームズ・ブレイドの仕事は、フリーメーソンであったフランツ・アントン・メスメル(Franz Anton Mesmer)の研究によって大きく影響をうけています。
このメスメルは催眠術を、病人に病気が治ったと信じ込ませることを目的に使っていました。
メスメルの催眠術の実践から「思考の学校」なるものが作られました。人々は、この学校のことを「カルト」と呼んでいます。
催眠術=“Mesmerism”と言う言葉は、メスメルにちなんでいます。
つまり、催眠術の起源はフリーメンソンで、病人に病気が治癒したと思い込ませるために開発されたものだったのです。
【催眠術の起源 メスメル入門】(英語サイト)
↑トロイの木馬が検出されたのでリンクを切ります
セキュリティ・ソフトを入れてある方は自己責任で願います。↓
psychicinvestigator.com/demo/Mesmr2.htm

【有名なフリーメーソンのリスト Franz Anton Mesmer】

「催眠術の使用」は、直接、識閾下へのメッセージの埋め込みについての研究にリンケージされます。
(催眠術によって)人の心の中の、ある一点に強烈に集中させることによって、気づかないうちに、脳に多くのメッセージが埋め込まれてしまうのです。
【サブリミナル・メッセージ(識閾下へのメッセージの埋め込み)は人の精神を騙す】

ほとんどの人が、広告において、ビデオやフィルム放送に密かにメッセージが埋め込まれているという“25フレーム”戦術について聞いたことがあるはずです。(PAL方式ビデオでは1秒25フレーム)
広告のように、それと悟られないようにメッセージを埋め込んで、それを見た人が購買行動に駆り立てられてしまうという識閾下のメッセージングには注意です。
といっても、25のフレームの意味を脳が、いちいち認識するというのではなく、潜在意識下に無意識のうちに映像の意味が刻印されてしまうので、避けようがない、ということもあります。

事実、10年ほど前になるでしょうか、某民放の番組の中に、コマーシャル・メッセージが埋め込まれていることが発覚して問題になりましたが、週刊誌マスコミの暴露によって、今は自粛していることを私たちは知っているはずです。

レポート番組などでは、たまに民間の人が登場します。その人の手に持っている清涼飲料水のペットボトルにぼかしを入れたり、テーブルの上に無造作に置いてあるレトルト食品のパッケージにぼかしを入れているのは、放送に携わる者たちの倫理観からではありません。あくまでスポンサーに配慮してのことなのです。番組にスポンサードしている清涼飲料水メーカーと競合するメーカーのボトルを映したくないからです。

テレビは、識閾下を操作する最大で最強の催眠術ツールであることは、今後も変わらないのです。
私たちが観せられている番組のほとんどは商品広告である、ということを知りません。タイアップ、バーターなど、何もサブリミナル・メッセージングでなくても、いくらでも商品広告を露出させることはできるからです。NHK以外は。

マスコミに良心など求める方が愚かと言うものですが、すべてマスコミのせいにする、というのも間違っています。というのは、マスコミ人のごく限られた人たちだけですが、こうした仕掛けのことを知っていて、私たちが専門家ほどの知識を持って、彼らに質問することができれば、彼らは得意げに自分たちのテクニックについて話してくれるからです。彼らは何も隠さないでしょう。
問題は、視聴者が、こうしたことに大して興味や関心を払わないことなのです。テレビのサブリミナル戦術や、バーター、タイアップ手法に興味を持つ人が極端に少ないために、このことを解説した本を出版しても売れないからです。
また、大手出版社には、テレビ事業者、大手広告代理店の資本が入っていますから、こうした問題をテーマに取り上げないということもあるでしょう。必然的に弱小零細出版社のみが扱うテーマとなってしまい、解説本を企画編集しても、小部数しか刷られないし、売れないのです。
私たちの無関心こそが、新たなるマインド・コントロールを生み出しているのです。








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