スイス銀行というのはスイスに存在しているプライベートバンクの総称で、資産額が一定以上の富裕層の顧客を中心に銀行・証券・信託・保険・不動産など、総合的に資産管理や資産運用のサービスを提供する金融機関です。

 



 

ロンバーオディエやピクテ銀行、ジュリアスベアなどが有名です。

 

スイス銀行というのは顧客第一で秘密主義を貫き顧客を守ってくれると思ってるおめでたい人がいますが全く違います。

 

スイス銀行ほど顧客を守らない、顧客の資産を没収する、背後にいるアメリカCIA、イルミナティに情報が筒抜けになるなど恐ろしい機関はないのです。

 

主人公の銀座のホステスの可南子はアメリカ大統領と日本の大統領、スイス銀行支配人でスイス軍の諜報機関員の秘密を握り、それをもとにアメリカ大統領を脅し資金を獲得して、それをスイス銀行に預金します。

 

可南子はスイス銀行は顧客の秘密を絶対守る、顧客第一主義の銀行だと思ったからですね。

 

しかし可南子のもとにはCIAやスイスの諜報機関が次々と襲い掛かってきます。

 

最終的に可南子はスイス銀行、アメリカCIAにクスリ漬けにされてしまい預金ナンバーを思い出せなくなり、莫大な資金をスイス銀行に没収されてしまいます。

 

これはフィクションではなく実際に富裕層が資産をスイス銀行に没収されてしまうような事例が多くあるために松本清張はスイス銀行とその背後にいるアメリカCIAなどの恐ろしさを書いたわけです。

 

日本でも00年代に社会問題化した山口組系五菱会系の闇金組織のトップ梶山進はスイス銀行に約3兆円弱の資産を預金していましたが、結局スイス銀行に没収されています。

 

また別の山口組の組長や巨大詐欺グループ歌舞伎町五人衆のトップもスイス銀行に数千億円預金していたものが没収されています。

 

日産のゴーンもスイス銀行に預金していましたが、おそらく没収されると思いますね。

 

アメリカCIAの映画ボーンアイデンティティでもCIA職員がスイス銀行を拠点としているシーンが出てきますよね。



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