3・イスラエル「マナセ族」と徐福伝説

イスラエル12支族のDNAですが「マナセ族」と「エフライム族」以外の10支族にはD遺伝子は存在しません。

イスラエル12支族の内、10支族は中東由来であり、2支族が日本由来か日本人に近い遺伝子だと分析されています。

キルギスと京都の関係はご理解いただけたと思いますが、京都の帝(みかど)という言葉からイスラエル10氏族の一つ「カド族」が日本にやってきたという解釈もありました。DNAの解析から、それは「カド族」ではなく、キルギス伝承の「マナセ族」だったというのが正しいようです。

まあ、こういった事から「日ユ同祖論」「シュメール人の末裔論」などの説が絶えません。

「マナセ」族と「エフライム」族ですが、ヨセフ族から別れた部族名です。

ヨセフとはヤコブの子ですが、兄弟たちにうとまれエジプトに売らました。後にエジプト王パロの夢解きをして認められてエジプト宰相となった人物です。

ヨセフの子供が「マナセ」と「エフライム」で、この「マナセ」族が日本に到達したのは約2300年前のことです。300隻の大船団で約4000人が搭乗し日本各地に到達しました。

これが「徐福」伝説となっていきます。

世」とは「ジョフク」=「ジョセフ」つまり「ヨセフ」族の末裔達の長の中国名です。

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300隻の船長達も「ヨセフ」族ですので「船長」「指導者」「ジョセフ」

=「徐福」を名乗っての上陸です。  

そこから、各船団が上陸した日本各地には「徐福」伝説が残されるようになりました。

彼らはやがて「物部氏」という技術集団、頭脳集団として各地の指導的地位を確保していきます。

例えば京都では天橋立付近に上陸した一行は真名井神社を建設し、その付近一帯に定住していきました。


「マナセ」族のマナとは「神に祝福された」というような意味で「セ」は「子供」つまりヨセフの祝福された子供が「マナセ」族となり、真名井神社とは「神に祝福された水の場所」

となります。真名井神社は元伊勢籠(この)神社、そして伊勢神宮に繋がる最古級神社です。

山陰地域に上陸した「ジョフク」一団は、出雲大社を建立しています。ここから徐々に日本には神社が建立され、歴史が残されていくのです。

「マナセ」族が日本に到達、2000名の子供を含んだ4000人が分散して日本各地に到達したのですが、その当時の日本では「青森海洋民族」が先住しており、日本各地の指導者的な役目を果たしていました。そこに多くの財宝を備えた技術集団と融合し、神社建立が活発化していったのです。

「マナセ」族というのは、シュメール人、エジプト人が絡み合った血統を持っているように見えますが、そのルーツのすべてはシュメールです。

シュメール文明は、7000年前に産まれ、その場所はメソポタミア南端のチグリス・ユーフラテス川にはさまれ肥沃な三日月地帯でした。土地は肥沃で小麦の収穫量が多く、他国に30%輸出していました。

シュメール文明は、農業、興業、商業、文化のバランスのとれた万能型文明ですが、約4000年前にあっけなく滅亡しました。

滅亡の原因は、東方からエラム人が侵攻し首都ウルを占領され、そしてシュメール人全員も歴史から消えてしまったのです。

この都市を離れた人達が、エジプト、イスラエル、インドなどに流れていくことになります。


シュメール人の一人であるサラという女性と結婚したのが「アブラハム」で、彼はユーフラテス川下流のウルというバビロニア人の都市に生まれました。

アブラハムは滅亡直後のシュメールに産まれ、シュメール人の妻「サラ」とエジプト人の妻「ハガル」と結婚したのですが、キリスト教、イスラム教、ユダヤ教のすべての租となった人物です。

時代は流れ約3200年前、モーゼの先導でユダヤ人達はエジプトを脱出しますが、ここからは馴染みのある時代になっていきます。


またインドに辿り着いたシュメール人達が「仏教」「禅」思想を広めていったのです。

釈迦は仏教の開祖ではありません。2500年前のインドでは、すでに仏教思想が盛んで「ブッダ」を目指して多くの人が修行していました。

千名以上が「私は悟った、ブッダになったのだ」と売り込みますが、結局、多くの人に認め

られたのが「釈迦」でした。

このようにシュメール文明の思想や哲学から、現在の宗教(ユダヤ教、キリスト教、仏教禅教一雑、ヒンドゥ教、イスラム教)が産まれていったのです。

シュメール文明は他の「惑星人」によってもたらされた「知識と技術」だったと文字に刻まれ、現存しています。6000年前頃のシュメール人が発明したといわれている「楔形文字」で記された粘土板で現在残された世界最古の書物といえます。

尖った筆でやわらかい粘土に文字を刻み、天日で乾かすか焼いて残されたのが「シュメールタブレット」です。