龍族もアイヌ人から転記させて頂きました。
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世界最古と考えられている土器の一つが、青森県大平山元（おおだいやまもと）遺跡から出土したもので、約１万６５００年前の土器です。 これは模様のない無文土器ですが、約１万４５００年前ごろには、粘土ひもをはりつけた「隆線文土器」も生まれ、全国に広がっています。 従来の歴史では、メソポタミア、エジプト、インダス、中国が世界の「４大文明」であり、日本は文明を中国から教わった後進地域だった、と教わったはずです。 岡山県灘崎町にある彦崎貝塚の縄文時代前期、約６０００年前の地層から、イネのプラントオパール（イネ科植物の葉などの細胞成分）が大量に見つかりました。熊本県本渡市の大矢遺跡から出土した縄文時代中期の約５０００年前の土器に稲もみの圧痕（あっこん）を確認しています。この稲作技術は九州から中国に、後に朝鮮半島にも伝わります。 ところが、日本の教科書では、約４０００年前の縄文時代後期に、中国・長江から稲作技術が九州に伝播したと未だに記載されています。 沖縄のサキタリ洞遺跡の発掘調査を実施し、約３万年前の人骨、約２万３０００万年前の世界最古の巻貝製釣針が発見、日本で世界最古の土器、世界最古の「釣り針」が出土しているのです。 これらの発見は、教科書で習った縄文時代の通説を完全に覆すもので、稲作は縄文時代前期から日本に定着していたのです。 文字も同じで、日本には１０種類以上の古代文字が存在していました。大分県国東郡国東町の山中にある磐座に彫られている古代文字や滋賀県東近江市五個荘石馬寺にある磐座に彫られた文字、宮城県気仙沼市の唐桑半島先端にある御埼神社にある文字、カタカムナ文字など色々な文字がありました。 熊本県山都町の「幣立神宮」は１万５千年の歴史を持つ日本最古の神社ですが、幣立神宮ににはシュメール文字が刻まれたペトログラフがあります。神代文字が彫られた石板には「宇宙神、日の玉に移ってこの地に下りて、強大なエネルギーを発した。宇宙神はこの地に芽生えた木の梢に宿り留まった。ここに宮をつくり、宇宙神を祭り、神の元とした」と記されています。 幣立神宮の祭りで五色神祭というものがあります。 太古の時代、この地において地球上の全人類、つまり赤色人種、青色人種、白色人種、黒色人種、黄色人種の祖神が集まり、御霊の和合をはかるための儀式を行ったという伝承に基づくお祭りです。 黄い肌の人・・・・日本、モンゴルなどアジア系黄色人種白い肌の人・・・・欧米、北欧などの白色人種 赤い肌の人・・・・ホピ族、アメリカインディアンなどの先住民 黒い肌の人・・・・アフリカなどの黒色人種 青い肌の人・・・・オーストラリア、ポリネシア、ハワイなど太平洋島々の先住民 この幣立の地から、全人類が始まった、という伝説があり、５色面も残されている神社です。 近年の考古学はその歴史観を覆したのです。しかし、なぜユーラシア大陸の東端にある日本列島で、世界最古の土器、釣り針、超古代文字が出てくるのでしょう？ 私達人類「ホモ・サピエンス」は、約６万年前にアフリカを出たということになっています。この「イブ説」によると、ホモ・サピエンスは「２０万年前から１０万年前にかけて、おもにアフリカで人類へと進化したのち、６万年前にアフリカを離れた。長い歳月を経て世界各地へ広がり、先住のネアンデルタール人、ホモ・エレクトスなどの初期人類集団との交代劇を繰り広げた」とされています。 つまり、アフリカを出た「ホモ・サピエンス」と「ネアンデルタール人」との交配による混血種が現代人だとされていました。ただ、この説では前述した遺跡の発掘現状から、どうにも整合性が取れない、うまく説明できなくなっているのです。 最新の推測では「ホモ・サピエンス」と「ネアンデルタール人」の前に、共通の「人類」が存在し、２００万年近く地球に広がって生活をしていた、と考えられるようになっています。 アフリカを出た「ホモ・サピエンス」が、現在の人類の祖先とするならば、多分褐色人種であった「ホモ・サピエンス」が、欧州では西洋人の骨格となり、中東では中東人の骨格で褐色、東洋では東洋人の骨格となり黄色人種となっていくことになります。 しかも、その変化は６万年前から「ネアンデルタール人」や「他の人類」との交配が進んで現在に至ったことになります。また「ホモ・サピエンス」が東洋に到達したのは早くて４万年前くらいと推測されているのです。 西洋では、聖書の「イブ説」を主張したいのは理解できますが、やはり不自然な学説と言わざるを得ません。 また６万年前にアフリカを出たのなら、オーストラリア大陸に「ホモ・サピエンス」に瞬間移動したことになります。南オーストラリアに住んでいるアボリジニの毛髪のＤＮＡから、彼らが６万年前からオーストラリアで暮らしていたと分析されているのです。 私達日本人ですが、ハプログループＤ型（Ｙ染色体）から「６万年前の遺伝子」であることが判明しています。そうしますと日本人もまた、アフリカからの瞬間移動組となってしまうのです。
つづく