親子の会話で、大事な力。
〇〇力。
皆さんは、
どんな力を思い浮かべましか?
今日、お伝えしたいのは、
承認力です。
(共感力も似ていますね。)
子どもの話を聞いていると、
「あ、それは違うでしょ。こうでしょ。」
…って、間違いを指摘してしまったり、
アドバイスしてしまったり、
そんな会話、してませんか?
子どものために教えてあげているつもり、
親切なつもりで、アドバイスしているのだと思うのですが、これって、実は、良くない会話なんです。
(私は、それを知るまで、正に、そんな会話をしちゃってました)
アドバイスする事は悪い事ではないのですが、
まず、子どもの話を聞く時は、「そうなのね。
あなたは、そう思うのね。」と、最後まで、
否定や指摘やアドバイスをしないで、まずは全てを受け止めて承認力で話を聞く事が大事なんです。
話の途中で、間違いを指摘されたり、話を否定されたりしたら、子どもは、もう話をしたくなくなりますよね。
たとえ、話の内容が間違っていたとしても、
「ふんふん。そうなんだ。」と、最後まで話を聞いてもらえたら、子どもは自分の話をわかってもらえたという満足感、安心感を感じます。
間違っていたなら、まずは、「そうなんだね😊」と承認したその後で、「そうかもしれないし、もしかしたら、こうかもしれないね。」と、まずは承認した上で、間違いを伝えると、子どもは、その指摘を受け入れやすくなります。
間違いを指摘するのとはちょっと違いますが、
例えば、兄弟ゲンカの場面。
「弟が僕が作ったブロックを壊した‼️」と、お兄ちゃんが弟を叩いて泣かせてしまった場面。
皆さんは、どうしますか?
「(どんな理由があっても)弟を叩いちゃダメでしょ!」といきなり叱ってしまうママも多いのでは?私も「叩かないの‼️」なんて言っていたと思います。
でもこれだと、子どもは壊されて悲しい上に、ママに叱られて、2重のモヤモヤを感じちゃいますよね
では、どうしたらいいか?
「せっかく作ったブロックを壊されて、それは悔しかったね。」と、まずは、悔しかったその気持ちを承認するんです。
その後「悔しかった気持ちはよくわかるよ。でも、叩かないでね。『大事だから触らないで、壊さないで』って言えばいいんだよ。次は、壊されて困るものは、弟が触れない場所に置いておこうね。」とまずは承認、その後にどうしたらいいかを伝えると子どもは、気持ちをわかってもらえた安心感から親からのアドバイスを受け入れやすくなるんです。
承認した後、
「壊されないようにするにはどうしたらいいかな?」と、子どもに聞いてみるのもいいですね。
是非、お子さんとの会話で承認力を意識してみて下さい😊❣️