盗まれたペリカン万年筆?
台風10号が訪れる、家にこもる時。
ピンポーンと鳴るチャイム。
なんだろうと応答すると、回収業者の突然の訪問。
和ダンスを処分をしたいと考えていた私に、
願ってもない訪問。
いろいろ話を聞いていくと買取業も兼ねているとのこと。
そんな話に乗ったのだが、
一時間ほどすると鑑定士のような人間が乗り込んできた。
金めのものはないかと言う話題から、
亡き母の遺品が未整理の話に至り、
じゃあ探してみましょう、
と言う流れになりまして、
まずはジュエリーを探しましょう、と始まった宝探し。
その過程でペリカンの万年筆が見つかったのですが、
母がペリカンの万年筆を持っていたという事も知らなかった事で、
「後で査定しましょう。」
のような話でポケットに万年筆を入れたところを見ていたのです。
その鑑定士のような男はほゞ泥棒の手口のようで、
金めのものがありそうな引き出し等を探っていくのです。
その検索の跡は泥棒の検索の跡のようでもあり、
まー、家主が見ている元なので泥棒とは言えないのですが、
そして、鑑定士のような男はとうとう金になるお宝を見つけたのです。
切手4000枚ほど。
バラ切手は6割、シート7割の値段で引き取るとの説明で次々査定を始めたのです。
未使用切手は金に代わるのです。
記念切手でもプレミア的な評価はありません。
この取引は果たして得だったのか損だったのか、
嵐のような出来事だったのです。
一番の目的は和ダンスの処分だったので、その目的は達成しました。
切手の価値評価により、プラスマイナスにより、いくらかの現金は手元に
残りましたが、
思い出してみると、あのペリカンの万年筆は?
あのペリカンの万年筆を母が使っていた事を見たことは無いので
執着は無いのですが、
ちなみに未使用のペリカンの万年筆ならそこそこの評価を受けるでしょうが、
一度使用した万年筆が10年以上放置された場合、復活するのはほゞ困難。
あの鑑定士のような男のポケットに入ったままになった万年筆に価値はあったのか?
ちなみに、私も万年筆にこだわった時期もあったので、
一番はモンブラン、二番はペリカン。とその価値は知っていたので、
あの査定士のような男のポケットに入ったままのペリカン万年筆がどうなったのか、、
気になるところですねん。