*その日の夜 | ~わが子が突然~闘病記改め普通の日記

*その日の夜


手術室からでてきたJはまるで別人でした。
鼻や口、喉、手にも、管やホース(医療はど素人なので、名前はわからない。。。)
手術前にはくるくるウエーブの髪の毛がボーズだし。
まだ、麻酔で寝かされていて、そのままICUに。
外で待っていてとの指示。

しばらくして、今からCTとりに行くので、出てきますよーと主治医。
麻酔を意識的に弱くして、反応をみるとの事。
お母さん達話しかけてみてください!って!

ICUからCTの部屋までわたしたちははなしかけまくり。
ぼんやり目を開けて答えるJ

CT室に入ってDr. 達が、「Jくん、ベッドから移動するよー」
の声に反応して、なんと、起き上がろうとしたのです。
身体にはいろんな物がついていて、自由がきかないし、なにより、術後数時間しかたっていないのに!!
慌ててナースが、身体を押さえつけました!笑

その後はまた薬で眠らせて私たちは仮眠室へ。

手術前の何日間は熟睡なんてできるはずもなく、
やっと安心の中で眠る事ができたような。

それでも、術後何日間は油断できないし。
頭、脳みそ、いじったわけだし。

ICUにいた5日間は、眠っているJを眺めては、
こんなふうに寝ている姿をじっくり見たのは、赤ちゃんの時以来だなーと、
懐かしくもあり、私がもしナースだったらもっとはやく病気を見つけてあげられたかなと、おもってみたり。
真剣に「これからナースになろうかな」...って、旦那にいってみたら、

真剣に「殺人者の夫にはなりたくない」...って、いわれました。。。



ナースの友達2人いるけど、ほんと、尊敬します。