*3月10日。。。私たちは生まれ変わった!? | ~わが子が突然~闘病記改め普通の日記

*3月10日。。。私たちは生まれ変わった!?

とうとうきてしまったこの日。
朝4時におきて、母、旦那と私で病院に。
父はDが学校がまだあったから、お留守番して面倒をみてくれる事に。

病院までの道のり、3人ともなにか話すのだけど、なんにも結局頭に入らず。笑

病院に着くと、まだJは夢の中。敏感な彼は私達が顔を覗き込むとすぐに目を開けてしまったが。私はこのとき、『麻酔きいてくれるかな・・・』とおばかな心配をしていました。『利くにきまってるじゃん、全身麻酔だから』と、一般常識は私よりある、旦那につっこまれました。。。

6時ごろ麻酔の前の麻酔。。?みたいな少し眠くなる薬をJに。
やっぱりJでも薬の効果に勝てず。。。ウトウト。だけど、私達が話しかけると、パッと目を開けて、答えていました。

私達3人で、Jの顔を穴が開くほど覗いていると、ナースがおむかえにきました。
朝一開始の手術・・・
手術室に行くまでの道のり、さすが子供病院だけあって壁にはペイントされて、工作などが飾られて、まるで子供の国に行きますって感じ。
でも、さすがに9歳の男の子・・・しかもJは結構さめてる子・・・反応はあまりなかったです。笑
薬のせいでウトウトしてたからかな。笑

ここでもドラマのような一こま。大きなドアの前でしばしのお別れ。
手をぎゅってして、ママたちまっているからね、すぐだからね、がんば!!なんて言って。
もちろん、涙腺弱すぎの私は大なき。

それから長かったこと。。。

ざっと手術時間11時間!!!!!

ながかった~~~。

母が、おなかがすいていたら余計さみしくなる。。。
ということで、大量にコンビにで買った朝食を3人で。 味なんかわからなかった。 
それから母は家に帰って自宅待機。
食べ終わって、旦那とまだ人気のないロビーに座ってみたり、院内散歩したり、目をつむってみたり。。。寝れば時間が早く過ぎるから、寝よって提案してみたが、無理だし。

一時間、十分、一分がとてつもなく長く感じて。

何かあったら電話をします。。。って言われ渡された医療用携帯を肌身離さず。
だけど、なんと2回も!電話がなって。 それは、その日泊まる予定の部屋どうします、と、用意できました、の2件。。。でも、この電話が鳴るたびに私は心臓が飛び出してしまうんではないかというくらいビックリして。 笑

そんなんこんなんしているうちに主治医から終わりましたのコール。

手術室の横の小さな部屋に通されて説明。

『ほとんどの腫瘍は摘出できました。だけど脳幹部分に近いところは取りきれませんでした。病理検査してみないとはっきりとはいえないが、みんなの意見はやはり ”髄芽腫”だろうと。 これから化学療法(抗がん剤)放射線やっていくことになるだろう・・・がんばりましょう。全力つくします。』
あれ、全部摘出できなかったんだ・・・・・
やっぱり悪性。。。。。

でも不思議と達成感があり、まだ腫瘍がのこっているという事実があったにも関わらず、私達夫婦は安心感たっぷり、もう大丈夫 感たっぷりの、抱擁をしましたラブラブ!
言うまでもなく、手術着を着たまま、手術室からでてきた主治医はとても大きく、とても正義感のある、すごく偉い人・・・に見えました!!

もちろん、
今も!!笑