子供の頃から、花や草木が大好きです
毎年、こぼれ種で庭のあちこちから芽を出す可愛いビオラを、しゃがみ込みながら、じっと観察するのが楽しみの一つでした。
閉じた傘のような細長い蕾や、
花が終わった後にできる、種が入ったぷっくりした緑色のサヤや、
サヤが弾けて中に種がびっしりとたくさん付いている様子など・・
植物の成長を観察し、新しい発見にワクワクしていた子供時代でした(笑)
美しき自然の植物は、子供ながらに”愛でる”という感覚を養ってくれた静かで偉大な師でもありました。
そして、今も尚、植物を愛でることで、たくさんの気付きや安らぎ、ワクワク感を伝え続けてもらってます
自然の植物は、芽を出す季節、成長する時、実りの時季をそれぞれ自らが分かっています。
最適な時に芽を出し、成長させ、命を繋いでいるのです。
それは、抵抗感のないナチュラル流れであり、そのナチュラルさが自然の美しさとなっているのではないかと思います。
人は、エゴ(自我)があることによって、もっと・・、だって・・、~ねばならない、やっぱり・・、などの自分の中の想いによって、物事をより複雑にしてしまい、ナチュラルな流れを妨げているように思います。
自然の植物のようなナチュラルな流れ、美しき景色を創るには、そのようなエゴを少しずつ手放していくことが必要なのでしょう。
エゴのない自然の植物
自然の中の一部として、他と比べることなく自分らしく命を精一杯輝かせ繋げている姿は、健気でもありながら、逞しくパワフルでもあります。
そのようなエゴのないナチュラルな姿が、観る私達に命の煌めきと美しさを伝え感動させてくれるのでしょう
自然の植物のようなナチュラルな流れで美しき世界へ
エゴを少しずつ手放していくことで、自分の中の本当の感覚が甦り、物事へのベストなタイミングや方法が自然と分かるようになるということを、自然の植物から教えてもらいました