最愛の人を亡くすという魂を削られるような経験・・
11年前に夫を、去年12月に妹を天国へと見送り、悲しみと向き合う日々から霊的真理へと導かれ、生きる意味を知ることで、深い悲しみを少しずつ手放していきました。
そうして、悲しみを味わい尽くし手放していくと、だんだんと心は軽くなり、天国の最愛の人たちとの繋がりが強くなっていくのを感じます。
心にかかった厚い雲が晴れていき、明るい光が差し込むようになってくると、その最愛の人からのメッセージを受け取ったり、コミニュケーションを取ることができるようになってきます。
先日行った奈良と京都の旅
結婚前の若かりしときに夫と巡った思い出深い場所を、夫に導かれ一人向かいました。
24年前に夫と訪れた場所・・
宇治の平等院鳳凰堂
藤原頼通によって阿弥陀如来のいる極楽浄土の世界を表現するために造られた阿弥陀堂です。
24年ぶりに訪れた平等院鳳凰堂は、綺麗に修理され、色鮮やかな外観となっていました。
当時、夫と見た昔の歴史をそのままの趣きある平等院の姿ではありませんでした。
その新しく塗り替えられた平等院を前に、夫からメッセージを受け取りました。
「 新たな一歩だね 」
夫は、この綺麗に塗り替えられた平等院を私に見せ、過去に留まる想いから、これからは新たに自分の人生を歩んでいくことを促してくれたのです。
私は、メッセージをくれた夫へ「ありがとう、命のある限り頑張っていくから見ていてね」と心で伝えました。
夫からのメッセージを胸に、帰りの駅へ向かう商店街で、今度は妹と繋がりました
鰻が大好きだった妹・・
妹が闘病中に何軒もの鰻屋さんへ一緒に鰻を食べに行きました。
そんな鰻が大好きな妹が、駅へと向かって歩く私の足を止めたのです
足が止まったところは、やはり・・
鰻の蒲焼きを売っているお店笑
美味しそうな蒲焼きが沢山~
良く見ると、お弁当も売っていました。
私は、妹に「分かったよ~。今日は鰻のお弁当食べようね!」と特上の鰻弁当を買ってホテルに帰りました。
そしてホテルで妹と食べる鰻弁当は、暑さの疲れをも吹き飛ばすくらいの美味しさでした
心友さんから頂いた「華みやび」のビールと共に
「美味しかったね~!陽子ちゃん」
一人だけれど一人ではない、夫と妹と過ごした宇治の一日でした
天国の最愛の人は、いつも私たちを気に掛けてくれています。
時にはコミニュケーションを取ってきてくれたりして、一緒に喜んでくれたり、メッセージをくれたりします。
一人でいても一人じゃない
そう、心から実感できる今
繋がる世界を身近に感じています