今回の西日本を中心とした災害は、数十年に一度と言われるほどの大きなものでした。
我が家も豪雨が続く中、四万十川の増水で家が浸水するかもしれないという恐れを、ひたすら祈ることで心を落ち着かせるしかありませんでした。
人は、自然の大きな力をどうすることもできず、ただただ祈り、静かに状況が改善するまで待つしかありません。
嵐の中、不安と恐れが心を支配し、何事も起きないことをひたすら祈り続け、緊張感と祈りのピークに達したとき、何故か心の中が空っぽになり静かになるのです。
これだけ祈っても嵐は続く・・
もう、自分ではどうにもならない・・
そう悟り、想いの全てを手放したときに、心は空になります。
空になったその神聖な場所が、神様の領域なのだと感じました
何も望まない、欲望のない領域・・
その領域で、全てを神様にゆだね、起きたことを真摯に受け入れ対処する・・
きっとその時に、自分の心は浄化され、魂の輝きが増すのではないのでしょうか