今日の散歩道
いつも母と渓流沿いの緩やかな山道を散歩してますが、母はお出掛けということで、一人で散歩に出掛けました。
一人なので、いつもよりも少し先まで行ってみると・・
山は、様々な緑に溢れていました
一人、緑の中心で深呼吸して、その空間だけに意識を注ぐと、何か緑からの問いかけが聴こえてくるかのようです。
意識に任せて、緑に目を向けると
虫食いの大きな葉っぱの穴から光が漏れて、素敵な景色と出逢いました
虫食いの葉っぱだからこその美しい景色です。
そして、その下に広がる緑も魅せてくれました
緑の中に落ちた金色の一枚の葉
役目を終えた金色の葉に、葉の一生の煌めきを見せてもらいました
大きく開いたシダの葉もアップで観ると完成されたアート作品です。
山の中で密やかに繰り広げられている命のドラマやアートに感激です。
しばしの休憩の後、また来た道を落ち葉を踏みしめ引き返します。
すると、行きには気付かなかったスマイルを発見
「お~~い楽しかったかい~」(笑)
苔の切り株が語りかけてきたように思えました
そして・・
耳を澄ますと聞こえてくる緑からの問いかけ
本当の美しさとは
若いこと?完璧なこと?光り輝いていること?
本当の美しさとはどういうことでしょう?
私が思う本当の美しさとは・・
自分がそこの中に、そのもの中に愛を見出すことで感じることができるものではないかと思っています。
虫食いの葉や、落ち葉の中にも愛を見出すことで、自分にとっての美しい景色を見ることができる・・
愛おしいと思う気持ちが大切
自然は、様々なことを問いかけてくれ、気付かせてくれますね
これからも山の散歩道で自然から色々と教えてもらいたいと思います