家から見える春の山
色々な種類の木々が寄り添い、一つの山を作っています。
特に春の芽吹きの季節は、何とも言えない緑色の景色となります。
春になって、いつもこの緑色を目にすると、日本の色、和の色だなと思っていました
そこで、ついに日本の色、和色を調べてみました
その和色は、なんと約1,100種類あると言われているそうです
鴇色(ときいろ)、薄紅(うすくれない)、鳶色(とびいろ)、葡萄茶(えびちゃ)、金糸雀色(かなりあいろ)、伽羅色(きゃらいろ)、利休色(りきゅういろ)、常磐色(ときわいろ)、京藤(きょうふじ)・・・
沢山の色一つ一つに、古来から日本で見られる四季の植物や花、鳥や動物の色に由来する日本独特の色名がつけられています。
四季の移ろいの中から自然の美を映し出し、色に投影する日本人の繊細な心に、日本人としての誇りを感じました
新緑の山の色
今までは、この緑色を、何とも言えない緑色と言っていましたが(笑)
和色で表現すると・・
若芽色(わかめいろ)・・・植物の若い芽のような淡い黄緑色
萌黄色(もえぎいろ)・・・春先に萌え出る若葉のようなさえた黄緑色
浅緑(あさみどり)・・・春に芽吹いた若葉のような、うすい緑色、または、黄みがかった明るい緑色
若葉色(わかばいろ)・・・夏前の草木の若葉のようなやわらかい黄緑色
などなど沢山の色の名前が出てくるのです~
本当に素敵ですよね
自然を敬い、自然の中から色に名前をつける日本人の美の心に改めて感激です
日本に生まれて良かったーー(笑)
繊細で、趣き深い、味わいのある美
今世、この美に触れるために、私は日本を選んで生まれてきたのかもしれません。
素敵な日本
これからも日本の心と美を大切にしていきたいと思います