人は、皆、大きな愛の源の一部であり、尊い存在です。
そして、人生は、魂を進化成長させるための学びの場です
でも、普段、色々なことへ思考を巡らせていると、そのようなことを忘れ、自分のしてきたことへの後悔の念や、納得できない出来事へのネガティブな思いが沸き起こってくることがあります
そんなネガティブな思いに傾いてきたときに、ふと思い出す言葉があります
それは・・
「これでいいのだ」
そうです、あの懐かしいギャグ漫画
赤塚不二夫著の「天才バカボン」
子供の頃は、登場するキャラクターがどれも面白くて見ていましたが、実は「天才バカボン」は、宗教的な背景に基づいて、描かれていたそうです
バカボンとは「薄伽梵(バギャボン・バガボン)」
仏教の言葉で「煩悩を超越した徳のある人」と言う意味でお釈迦様と同義だそうです。
そして、有名なバカボンのパパの言葉「これでいいのだ」は、“あるがまま” “ありのままを受け入れる”という悟りの境地なのです。
赤塚不二夫さんの葬儀で、タモリさんが読んだ弔辞には、宇宙の真理が語られていました
” あなたの考えは、すべての出来事、存在をあるがままに、前向きに肯定し、受け入れることです。
それによって人間は重苦しい陰の世界から解放され、軽やかになり、また時間は前後関係を断ち放たれて、その時その場が異様に明るく感じられます。
この考えをあなたは見事に一言で言い表しています。
すなわち 『これでいいのだ』 と ”
自分をあるがまま、目の前に起こる出来事をあるがままに受け入れる。
目の前に起こることは、自分が決めてきた課題であるか、自分のカルマであるか、自分の想いが引き寄せたものであるか、いずれにしても自分の成長に必要な学びであり、気付きであるのです。
すなわち、全ては「これでいいのだ」
愚痴や文句を言わず、淡々と前向きに受け入れ生きていれば自然と魂は磨かれていくのでしょう
これでいいのだ