2009年3月に行った、スペインをぐるっと巡る10日間の旅
妹と一緒に行った思い出深い旅の記憶です~
スペインは、沢山の素晴らしい観光スポットがあり、今回だけではお伝えきれないくらい、見所満載の国です。
なので、今回は、スペインの代表的建築物、「サグラダ・ファミリア」から建築家「アントニ・ガウディ」の作品群に絞ってご紹介したいと思います
何はともあれ、そのスケール大きさに驚く、独創的な建築の大聖堂「サグラダ・ファミリア」をご覧ください~
入口の前から見上げると・・
教会というよりも、芸術作品です
中に入ると、素敵なステンドグラス
サグラダ・ファミリアは、1882年に着工してから今もなお建設は続いていますが、なんと、ガウディ没後100年の節目となる2026年についに完成されるそうです
是非そのときにはまた大聖堂を訪れ、未完のままこの世を去ったガウディの気持ちを想いつつ、見上げてみたいです
続いては、ガウディのパトロンのグエイ伯爵とガウディが都市開発に臨み、人々が自然と芸術に囲まれて暮らせる、新しい住宅地を作ろうとして最初に手掛けた公園、「グエル公園」です。
公園の大階段
大階段の中央には、カラフルなタイルで作られたトカゲくんがいます
グエル公園のシンボル的存在です
大階段を上がって、後ろを振り返ると・・
おとぎ話に出てきそうな可愛らしい建物が
お菓子の家みたいで、美味しそうです(笑)
そして、街中にもガウディの素晴らしい建築であり作品が見られます
ガウディが54歳の時に、実業家の邸宅として建設した「カサ・ミラ」です。
外観の波打つ曲線は地中海をイメージして作ったそうです
「美しい形は構造的に安定している。構造は自然から学ばなければならない」
ガウディは、自然の中に最高の形があると信じていたそうです。
なるほどガウディの作品の曲線美は、自然の中から学んだ構造や美だったのですね
そして、ガウディは「自然」をこうも語っています。
「常に開かれて、努めて読むのに適切な偉大な書物である」
自然に対する敬意と賛美を建築として表現し伝えてくれたガウディ
まだまだ自然から学ぶべきことが沢山ありそうです
沢山の芸術作品と芸術家の心に触れた姉妹旅でした
お付き合いいただきありがとうございました