昨日、オオオムニバスの花を見に三原村の星丘公園に行ったときに、ふと、池のほとりに視線を落とすと、真っ白なサギソウが咲いているのに気が付きました
5年前に亡くなった父方の祖母が、一緒に住んでいた頃、山野草が好きで、珍しい山野草をたくさん育てていました。
その中にも、このシラサギが翼を広げたような、真っ白なサギソウもあったのです。
子供の頃、初めてサギソウを見て、ビックリ
本当にシラサギが空を飛んでいるようで、どうしてこんな形をしているのと、植物の不思議を感じながら、じっと観察していたのを思い出しました。
祖母は、父にとっては母親らしさを感じられない人でしたが、私にとっては、花を愛する、園芸好きなおばあちゃんでした。
そして、よく祖母は、庭で育てたバラなどを、私が小学校に登校する朝、教室に飾るようにと、切って持たせてくれました
そんな、子供の頃の懐かしい祖母との思い出が甦ってきたのです。
これはきっと、サギソウが、私と祖母を繋げてくれたのだと思いました
亡き人が自分のことを思い出してほしい時に、その人とゆかりのあるものが、目の前に現れるのでしょう。
祖母も、自分のことを思い出して欲しかったのかもしれません。
日を浴びて何羽も飛び交っているようなサギソウ
懐かしい祖母との思い出・・・
祖母が喜んでくれているように思えました