幸せになりたい
誰もがそう願っていると思いますが、その幸せを感じる感度をアップすることは、実は身近なことからできるのです
一杯のラーメンが教えてくれます。
まずは、私のお気に入りのラーメン屋さん、四万十市の”しなとら 中村店”の塩ラーメンをご紹介
ちぢれ麺に、スッキリしていながらもコクのあるスープ、麺の上には、細もやしとたっぷりの青ネギ、メンマに薄切りチャーシュー、味の染みた卵が乗っています。
定期的に食べたくなってしまう美味しさです
四万十市の実家に戻ってからの10年間、月に2~3度は、この塩ラーメンを食べに”しなとら”に通っています。
そして、この一杯のラーメンが私に教えてくれたこと・・・
想像力と感謝の気持ち
一つ一つの素材、小麦粉、もやし、ねぎ、卵、チャーシュー、メンマなど、それぞれは、もとは生きたエネルギーであり、尊い命です。
そして、その素材一つを見ても、作ってくださる生産者がいて、育てるための土や水、肥料、太陽の光、飼料などの力も必要です。
さらに、素材を加工してくださる人、加工したものをお店に運搬してくださる人、お店で調理してくださる人、テーブルまで運んでくださる店員さん・・・
私がラーメンを口に運ぶまでには、素材たちの命のドラマ、沢山の人たちの人生ドラマが関わっているのです。
そのように、一杯のラーメンから想像を膨らませていくと、おのずと感謝の気持ちが溢れてきます
また、たくさんの命や、関わる人たちのエネルギーを無駄にしたくないという、尊ぶ心も生まれてきます。
そうして、感謝のこころが育まれていくと、幸せを感じるセンサーが機敏に働くようになり、より幸せを感じられるようになります。
想像をめぐらしてみましょう。
お夕飯に並んだお料理の食材は、どなたが育ててくれたのでしょう?
どなたが運んでくれたのでよう?
どなたが調理してくれたのでしょう?
いのちのリレーを想ったときに、しあわせへのゴールが見えてくるのだと思います